2017.11.28

清宮幸太郎 背番号「21」

今年のドラフトを賑わせた高校通算111本塁打を放った
早稲田実業高の清宮幸太郎は、日本ハムに入団することとなった。
ちなみに、1973年に日本ハムファイターズとなった際、
香川出身の大社義規オーナーは、
同郷の三原脩を球団代表、監督を中西太とした。

注目を集めた清宮の背番号は「21」。
日本球界では、投手の番号である。

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先日、娘を模試会場に送る際。

父「清宮の背番号21って、ピッチャーやな!」
娘「なんかメジャーの永久欠番になってる
  黒人選手の背番号なんやって!」
父「そうなん!?!
  21番て誰やろ?
  ハンク・アーロンは44やし、ジャッキー・ロビンソンは42やろ?
  サッチェル・ペイジか?」
娘「あぁ!そんな名前だったかも!!!」

ロベルト・クレメンテでした。

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プエルトリコ出身のヒスパニック系の黒人選手で、
メジャー通算打率 .317!!!
首位打者を4度獲得した名選手というだけでなく、
貧しい生い立ちながら、いやだからこそ生涯を通じて慈善活動を行った選手。

出身のプエルトリコや周辺のラテンアメリカ諸国へ、野球道具や食料を配布。
チームがファンと彼の活躍を祝う「ロベルト・クレメンテ・ナイト」を
開催した際、自分への記念品の贈呈を拒み、小児科医に治療費として寄付。
38才で3000本安打を達成したオフに起こった、
ニカラグアでの地震の後、被災地への救援物資を運ぶ飛行機に同上したが
墜落し、現役選手のまま死亡。

以後、メジャーリーグでは、人格者であり慈善活動を精力的に
行っている選手に「ロベルト・クレメンテ賞」として表彰している。

日本ハム球団は、清宮幸太郎に、成績だけでなく、
ロベルト・クレメンテのような選手になってくれることを、
またその存在を知ってもらうことを意図してのこと。

身体が前に突っ込まず、逆方向にも長打を打てる打力は、
文句なく素晴らしい!
プロのスピードとキレに順応するために時間は必要でしょうが、
あんなにバットが軽く見える選手は見たことがありません。


活躍を期待します!

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2015.09.04

「球けがれなく 道けわし」

「球けがれなく 道けわし」

高校球児の熱い夏が終わりました。

娘が少年野球のチームに入り、チームの事情で、2年間、
娘より1・2才年上の子たちのチームのヘッドコーチを務めました。

その時の子供たちが、高校3年生となり、今年は高校野球最後の夏でした。
 
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初めてユニフォームを着て、チームで野球をする時から知っている子供たちが、
初めて試合を経験するときから知っている子供たちが、
高校3年生として迎える最後の夏は、特別な時間でした。
 
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身体はすっかり大きくなりましたが、立ち姿や仕草は面影があり、
バットを振る姿、捕球姿勢、球の投げ方はあの頃のままです。

野球が大好きで、いろんなことはあるけれど、
ひたすらに野球と向かい合ってきた彼ら。

高校野球は、ひとつの大きな区切りであることを実感しました。
 
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ヒロキは、小学校の時からとにかくどんくさい子でした。(笑)
けれども、誰よりも野球が大好きで、誰よりも努力する子でした。
毎日走り、素振りをする。
結果はなかなか出ないけれど、野球に真剣に取り組む姿勢が
チーム全体に行き渡っていたのは、ヒロキのお陰です。
高校では、外野手となり、守備もバッティングも成長し、
昨秋に会った時には、うれしそうに「最近はレギュラー組で使ってもらっています!」と。
春の大会でもベンチ入りし、誰よりも声を出していました。

そのヒロキは、夏の大会、ベンチに入れませんでした。
意気消沈したヒロキは、「受験勉強に専念したい」と、
グランドに出てこないことを監督に告げたようです。
しかし、いつだってみんなを勇気づけてきたヒロキは、
応援団長をすることを買って出て、
最後の夏は、スタンドから声を枯らして仲間を応援しました。
 
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みんながみんな、レギュラーで活躍してほしいけれど、
そうじゃなければ意味がないのでは困ります。

「野球をやることによって、何を学ぶことができるのか」

野球というスポーツは、常にこのことを投掛けてきます。

ヒロキの野球に対する姿勢は、レギュラーで活躍することよりも、
多くのことを学ばせてくれました。


小学校5年生になる直前の春休み。
近くに引っ越してきたばかりのイッキは、弟とともに、
荷物の中から取り出したばかりのグローブをもって、
普段着のままグランドに走ってきたその姿が、
昨日のことのように思い出されます。

華奢だけど、肩周りの関節の可動域が広く、
スピンの効いた良い球を投げるので、ピッチャーをやらせるも、
体幹が弱くてコントロールが安定せず、
四球の連続で、冷や冷やしながら観ていました。(笑)
そんな彼も、中学ではエースとして全国大会にも出場。
高校では、内野手と2番手投手。
最後の夏は、初戦に登板し好投しました。
 
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この夏は、すべての選手の試合を観ると決めていましたので、
お父さんたちに、観戦報告のメールをしていました。
みなさん、それぞれに灌漑深いものがあるようで、
試合後の報告をいくつかいただきました。
 
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イッキこと岩井一起くんのお父さんから。
ジャガーズゆかりの皆様、こんばんわ!

岩井です。昨日296kmを走破し、無事に周南市にたどり着いています。さすがに今日の仕事はヘロヘロでした。

林さん、ジャガーズ卒団生の高校野球手記ありがとうございました。毎回、楽しみに拝見させていただきました。

昨日、自宅に帰ると一起が既に帰宅していました。いろいろな想いはあるのでしょうが、意外に明るい感じでした。そして、おもむろに「キャッチボールしよう!」と言いだし、「?」と思いながら外に出ました。キャッチボールしながら、一起が一言「衰えたな!」、私が「うるせー」。

そして一起が「8歳から、野球やっとる。10年間ありがとな」。

心に染みました。
一起の野球が終わったということが実感としてあふれてきて

「長かったな」と言うのがやっとでした。
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球ぐらいのキャッチボールを終え、そそくさと帰り仕度をし、旅立ちました。

帰りの道中、一起との野球を回想しながらジャガーズ最高だったなと思い、またみなさんと出逢えて私も一起も幸せだったなと思う3時間20分でした。

ありがとうございました。また、飲みましょう!


キャプテンだったトモこと小澤智大くんのお父さんから。
林コーチ殿

お疲れ様です。一高応援ありがとうございました。

一起のような洒落た感謝の気持ちは、うちにはありませんでしたが、智なりに成長しました。(中略)

智は、昨日私たち両親に向かい、「ありがとうございました」と残し、打ち上げに繰り出していきました。

私も、昨夜大阪に🚌移動しましたが、恥ずかしながら妻当てに送ったメールを転送させて頂きます。林コーチ、本当にありがとうございました。

そして、夏の夕日を感じながら、ジャガーズ選手達の親達が集まったレグザムスタジアムを後に、皆様に感謝申し上げます。

是非、🍺開催したいと思います。

誠に勝手ながら今週末は仕事の関係で戻りませんので、改めて日にち設定させていただきます🍀

 

🚌乗ってから小学校の時、ジャガーズ入った頃からのこと思い出してきました。背が低かった智が、選手宣誓しました。また、智を厳しく叱り叩いたことなど、これは今になってみれば反省しています。

中学時代、私のアップシューズを公園に履いていき、金ちゃんたちに遊びがてら靴を投げられたことを泣きながら話したこと、高校合格発表の時の喜びなど😄

入学してからは、やはり1年秋出させていただいた大会が勇気を与えてくれました。ちょうど転勤のタイミングだったからあいまって素晴らしかったです⚾

まあ、林さんチックになるのでこの辺でやめますが、我が子ながら身体も気持ちも大きく強くなりました。

我々親は、幸せですね。

智に、改めて、良く頑張った、ありがとうと言っといてください。


ユウキこと奥田悠揮くんのお父さんから。
お疲れさまです。週末、うどん屋で一杯の生活に戻る奥田です
😜

終わりましたね😌でも、ほんとに、ジャガーズ時代から高校野球まで、楽しませてもらいました😌僕自身は、今の気持ちとしては、感謝しかありません😉

みんな、気迫溢れる全力プレーを見せてくれました。感動して、何度もウルウルしてました😄💦ひろきの話も知りませんでしたが、ひろきは、やはり、最高に男前だと思います😁こうきも、試合は見てませんが、一生懸命な姿が目に浮かびます😌

みんながそれぞれに、精一杯を尽くしたと思います。ジャガーズのみんなが、高校まで野球を続け、それぞれに活躍出来たのは、ジャガーズ時代に野球の楽しさや基礎となる技術を教えてもらったからだと思います😌

愛情を持って、熱くご指導いただき、林さんには、本当にありがとうございました😉

今後、みんなが、どんな大人になっていくのか楽しみです✌しばらく、様子をみていきたいと思います😁


高校まで野球を全うするという事。
高校まで野球をやり遂げるという事。

選手も親も、それぞれに感慨深いものがある。
ぼくも、それをしみじみと感じた熱い夏でした。
 
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野球に対する無垢な情熱があっても、
その道はとても簡単ではありません。
しかし、その過程で学ぶものは計り知れず大きいのです。

「球けがれなく 道けわし」

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2015.06.30

2年連続甲子園出場!

今年も、甲子園大会に出場してきました!!!

といっても、高校野球ではなく、ロータリー・クラブの野球大会で、
所属する「高松南ロータリー・クラブ」の選手として出場しました!

昨年に引き続き、「2年連続甲子園出場!」となりました。

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昨年は、初めて甲子園球場で野球をし、「高校球児の聖地」甲子園球場が、
素晴らしい場所であることを体感しました。

昨年は、試合の前々日、右足カカトに激痛が走り、
なんとか試合をすることができましたが、「痛風」でした!

検査の結果、尿酸値は基準値の「7.0」を微かに超える「7.1」!!!

しかし、痛かったのは2日間のみで、その後は食事に少し
気をつける程度でまったく問題ありませんでした。

それが。

大会の2週間前に、まさかの再発!
しかも、すぐに痛みが治まるものだと思っていたら、
まともに走れないまま1週間が経過!
さすがに焦って、試合まではビールを断ちました!

そのお陰か、2日前には痛みは引き、意気揚々と2度目の甲子園へ!

やはり、素晴らしく美しい球場です。
グラウンドからなだらかに連続するスタンドが、
独特の臨場感と一体感を生んでいます。

丸亀市にこの春新設された球場は、グラウンドからスタンドが、
うんと高いので、どこからも見下ろすようになります。

野球選手の視線は、グラウンドレベルです。
甲子園球場は、ダグアウト(ベンチ)がグラウンドよりも下げられていて、
スタンドからの視線を遮ることなく、低い視線がグラウンドとの一体感を生んでいるのです。

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先発は、我がチームの大エース大橋泰範投手!
御年74才!!!
今期、ここ2試合は、5回・7回と連続完投と絶好調!
いつも謙虚に「1イニングだけ!」と、マウンドへ。

対戦相手の「出雲南ロータリー・クラブ」の上位打線は、
雰囲気あります。

しかし、我が大エース大橋投手は、低めへの制球が良く、
初回は3人で片付けました!

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1回裏、我がチームの攻撃。
相手投手の制球が定まらない立ち上がりを襲い、3点を先取!

2回表、珍しく四球から無死二三類のピンチを招き、
大量失点も覚悟した場面でしたが、さすがは大エース、
このピンチを無失点で乗り切りました!

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そして、3回からはぼくがマウンドへ!
人生2度目の甲子園のマウンドとなります。

「甲子園だ!」という感慨は全くなく、大橋さんの熱投を引き継いで、
とにかく自分のピッチングをすることに専念。

甲子園のマウンドからは、キャッチャーが近く見えます。
投手の心理状態にも左右されますが、球場によって、
マウンドからキャッチャーまでの距離感は異なります。
近く見えるほうが投げやすいことは言うまでもありません。
満員の観客だとどう見えるのか、経験したくなりました!

ここ数年、右肩の腱板の痛みがありますが、この日は全く問題なし!
やはり、アドレナリンなのでしょうか!(笑)

昨年は、意識しませんでしたが、甲子園のマウンドの状態は最高です!
よく、日本のマウンドは柔らかく、メジャーは硬いと評されます。
ぼくは、日本の「やわらかい」マウンドは嫌いです。
投手によっては、プレート部分も打者側の踏み出した足の着地部分も、
ものすごく「掘る」人がいます。
「やわらかい」マウンドだと、ものすごく掘れてしまいます。
そういう場合、ぼくはしっかりと穴を埋めてから投球に入ります。

しかし、甲子園のマウンドは、しっかり締まっていて掘れにくく、
それでいて、カラダにフィットするような感触です。

さて投球は、ストレートのキレ走り、シンカー気味のツーシームの制球、
フォークボールの落差もまずまずでした。

任された2回を無事無失点で繋ぐことができました!

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その間、攻撃陣も追加点を加え、予断を許さない試合展開も、
相手に諦めが見え、「9-0」のワンサイドゲームとなりました。

最終回も無失点に抑え、完封リレー!

昨年に続いて、緊張感のある良い試合で、甲子園球場に失礼のない
試合だったのではないかと思います。

昨年、この場所で、満席のお客さんが入った状態で試合をしたいと思いましたが、その思いは増すばかりです。
しかし、この望みをどう叶えれば良いのかまだまだわかりません。(笑)

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2014.08.04

甲子園出場!

甲子園大会に出場してきました!!!

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といっても、高校野球ではなく、ロータリー・クラブの野球大会で、
所属する「高松南ロータリー・クラブ」の選手として出場しました!

言うまでもなく、甲子園は野球をする人間にとっては、憧れの聖地。

しかし、ぼくは、ものごころついた時から「プロ野球で活躍すること」が、将来の夢であり目標でしたので、小学4年生の時に、高松商業の応援で初めて甲子園を体験するも、生意気にも「プロに行く前に、何度か甲子園くらい来るだろう」と思っていて、興奮するどころか何の感慨もなく、試合展開や采配、試合の流れを読んでいました。

ところが、2009年に娘と甲子園に桜町中学の後輩、高橋涼平くんの
寒川高校と日本文理の試合を観に来た際に、その美しさと臨場感に
圧倒され、感動しました。

そして、その日本文理と広島の堂林翔太の中京大中京の決勝戦も観戦。

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今回、春には甲子園出場が決まり、マウンドに上がるべく、
日々、コンディションを調整してきました。

試合前日の金曜日の夜に、参加12チームが集まる前夜祭があり、
ぼくは、前夜祭から出席。

それが、その前日の木曜日の朝、右足カカトに激しい痛み!
その日の朝は走ることもできず、歩くのがやっと。

一日様子を見るも、痛みは治まらず、かかりつけの整形外科へ。
レントゲンを観た先生は「痛風ですね」と。

え~っ!!!
これまで、尿酸値が高かったことはないし、食事は高タンパク
低カロリーと野菜の摂取に気をつけてるし、何で~~~!?!?!

と言ったところで、痛みが収まるわけでもなく、
翌日に試合があることを伝え、痛み止めの注射とロキソニン。

しかし、痛い!あまりにも、痛い!!!

同行の秋山俊二さんは、マスターズ陸上でアジア記録を持つアスリート
ですが、ぼくと同じく大のビール好き!(笑)

その秋山さんに症状を伝え、前夜祭の乾杯からビールを飲まないことを
伝えると、「痛風じゃないから、ビールを飲もう!!!」と。(笑)

前夜祭を終え、秋山さんと、73歳の大橋投手に小野さんの四人で、
三宮での二次会へも足を引きずりながらの移動。

試合当日も、痛みは消えず、夕方からの試合なので、
お昼にロキソニンを2錠。

甲子園への入口は選手と同じ6号門!

入るとすぐに、選手がバッグを担いでスロープを登り、
監督などをインタビューするスペース。

着替えは、一塁側ロッカールームを使用。
ユニフォームに着替えて、室内練習場でアップ。

恐る恐る走ってみると、全く痛くない!!!

ロキソニンが効いたのか、アドレナリンのせいか!?!
とにかく、まったく痛くない!!!(笑)

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グラウンドに出ると、その美しさに心を打たれます。

甲子園球場は、この場所で野球をすることを夢見た
数多の高校球児の思いが詰まっているからなのか、
ここで繰り広げられた百万のドラマの舞台だからなのか、
グラウンドと客席が一体となった、素晴らしい球場です。

高揚感あふれる臨場感は、そのかたちだけでなく、音が生み出します。
打球の音や歓声は、特別なライブ感に溢れる臨場感。

グラウンドに降り立つと、客席とは全く違う光景。
手入れの行き届いたグラウンドはとても美しく、
それを優しく包み込むスタンド。
まさに、夢舞台!

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先発は、我がチーム最年長の大橋康範投手!
ぼくの母と同じ年の73歳!!!

今期は、4試合に登板し、3試合で2イニングスを無失点と好調!
すると、なんと2イニングスを無失点と完璧な投球!
大橋投手、甲子園でもみせてくれました!

相手は、和歌山県の海南東ロータリー・クラブ。
左腕投手は、よいピッチャーでした。
球は低めに制球され、甘い球がありません。

2回を終わり、0-0の状況で、マウンドへ。
ブルペンでは、久しぶりに肩の痛みを気にせずに投げました。
もちろん、この時には「痛風」の痛みはすっかりありません。(笑)

マウンドの土を均し、キャッチャーへ視線を向けると、
視界に入る全ての客席は、マウンドへと向かっています。

球場の中でも、その中心。
まさに「舞台」です。

マウンドからの光景は格別で、勇気と力を与えてくれます。

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相手左腕に、外へ逃げながら沈むツーシームをうまく拾われ、
1点を奪われましたが、3回を投げ切りました。

甲子園で試合をしているという感慨は全くなく、
この舞台でよいプレーをすることだけに集中していました。

甲子園には魔物が潜んでいて、通常では考えられないような
プレーが起こることがありますが、その雰囲気を少し体験できました。

試合は、均衡した試合となり、3-1と2点ビハインドで迎えた最終回、
秋山さんの執念の一打で1点差に迫るも試合終了。

しかし、緊張感のある良い試合で、甲子園球場に失礼のない
試合だったのではないかと思います。

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今度は、この場所で、満席のお客さんが入った状態で試合をしたいと思いますが、この望みをどう叶えれば良いのかまだわかりません。(笑)

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2013.11.04

田中将大

楽天ゴールデンイーグルスが、球団創設9年目にして、
パ・リーグ制覇に続いて、日本一となりました!

優勝の瞬間マウンドにいたのは、今年、もはや伝説となる活躍をした、
「マーくん」こと、田中将大投手でした。

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開幕から負けることなく、24連勝!!!
昨年からは、通算28連勝!!!
ポストシーズンを含めると、なんと30連勝!!!

ありえません。

2013年のシーズン、パ・リーグ優勝の試合での救援を除いて、
勝敗がつかなかった試合が3試合。
その試合も、全て6回以上投げて、3点以内の失点。

メジャーリーグでは、先発投手の役割の目安として、
「クォリティー・スタート」があります。
これは、6回を3失点以内に抑えることで、
80%超えるのは物凄いことです。

今年の田中投手は、無敗!!!勝率100%!!!
クォリティー・スタート率100%!!!!!

信じられない活躍でした。

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入団以来、ダルビッシュが全幅の信頼を置く、佐藤義則投手コーチと、
胸の開きの早かったフォームを改善し、北京オリンピックやWBCを
通じて交流の深いダルビッシュから示唆を受け、
球威・球速よりも、「キレ」を磨き、素晴らしい投手となりました!

今年は特に、メジャー移籍を意識してか、通称「スプリット」、
フォーク・ボールよりも浅く挟む、手元でスッと落ちる球、
「SFF(スプリット・フィンガード・ファストボール)」を
有効に使い、要所要所を抑えました。

この球は、今年ボストン・レッドソックスでクローザーとして活躍した
上原孝治投手も得意とする球で、メジャーでは投げる投手が少なく、
とても有効な球です。

東北の震災復興を日本中が祈る中、ジャイアンツファンのぼくも、
今年は楽天に勝って欲しいと思いました。


そして、日本シリーズで、負けはつきましたが、
レギュラーシーズンの連勝記録は、「28」で継続中!

マーくん、もう一年日本で投げて欲しいものです。
実際の投球を観たい!!!(笑)

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2013.07.31

最後の中学校総体!

娘の中学生活最後の総体が終わりました。

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廃部寸前の5人のソフト部から、昨年の新人戦までの顛末は、
下記の記事をお読みください。
http://yharch.cocolog-pikara.com/blog/2012/10/post-ef6b.html

部員は増えたとはいえ、弱小ソフト部。
練習試合の相手にも困る始末でした。

ところが、昨年の新人戦は県大会ベスト8!
しかも、強豪国分寺中をあわややっつける善戦!

この活躍が効いたのか、昨年秋からは、練習試合には困りませんでした。

それどころか、野球と違って、連盟がうるさくないのと
同じボールを使用しているせいか、昨秋には高松東高、
今年の3月には高松南高と合同練習もさせてもらいました。

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試合経験も積み、同レベルだったチームには、
もうどう転んでも負けないレベルになりました。

ところが。
そうなってくると、「自信」が「過信」へ、そして「慢心」へ。

序盤に数点取ると、舐めて試合運びが軽くなる。
それが続くと、練習もダレてくる。

これは、思った以上に厄介な状況でした。

3月の強化大会。
新人戦県ベスト8だけの大会。これまでには声すらかからなかった。
初戦は、坂出中。
いいピッチャーに鉄壁の守備。
2点、取られるも、どうにも点を取れる気配がない。
みおが、何とか出塁し、二盗・三盗を決め2死3塁。
「点をもぎ取るにはホームスチールしかないな」と思った矢先、
キャッチャーのピッチャーへの返球の隙に盗塁!
送球がそれ、1点をもぎ取った!
しかし、試合は2-1のまま終了。

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5月の宇津木杯。
いきなり新人戦のリベンジ!国分寺中。
アリサ&みおのバッテリーのコンビネーションもより良くなったし、
「ひょっとしたら」と思って観るも、7-0で完敗。
相手のピッチャーも良くなっており、小さく鋭く変化する球を
太田中の選手は見たこともないので打てません。
そして、小さく鋭くゴロを打つ打撃を徹底しており、
いいコースへ投げても空振りしない。
やはり、専門知識を持った監督さんとの
7ヵ月の日々の積み重ねは大きいなと実感。

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6月の全日本中学生男女ソフトボール大会。
これまたいきなり新人戦県大会を制した善通寺西・東中。
これも、善戦するも完敗。

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こういうレベルとの練習試合を積み重ねていないことが、
試合での違う種類の重圧を生む。


確実に、そして思ったよりも速く時間は流れ、迎えた高松市総体。

まずは、県大会進出が目標!
試合のあった土日は、仕事の都合で松山。
入れ違いに単身赴任から応援のために駆けつけたお父さんと、
家内に試合の速報を依頼。
ぼくは、唯ただ祈るのみ!
初日に2勝すれば県大会進出が決定。
負けても、翌日の試合に勝てば県大会が決まる。
ただし、同じゾーンの4チームは強豪ぞろい!

初戦は、新人戦で惜敗した香東中!
接戦になること必至!
同点で迎えた終盤、ここのところよく当たってる、
3番オッチーの逆転ツーランで、劇的勝利!!!
「絶対勝つぞ!」と気迫のこもった試合展開だったようです!

次戦は、結果、高松市&香川県を制した香川第一中。
これは突破ならず!

翌日の試合は、もはや格下の勝賀中。
ここも、油断せず、完膚無きまでに攻めて15-0。
コールド勝ちで県大会進出を決定!

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みおに、どんな気持ちで試合に臨んだのかを聞くと、
「52点取るぞ!って。」
「なんで52点なん?」
「最初、55点取るぞ!って言ったけど、そりゃ無理やろってなって。」
まあ、ともかくよくわかりませんが、そのくらいの気持ちで望んだと。


そして、迎えた県大会!
初戦は、綾南中。
これに勝てば、恐らく次戦は古高松中。
古高松中は、高松市準優勝で県大会に来ましたが、昨年は部員が少なく、
経験も浅いので、点の取り合いになると勝機あり。

となると、ベスト4も視野に入る!

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とまあ、廃部寸前の弱小チームが、県大会は最低ラインで、
あわよくば、四国大会!というところへよく来ました!

綾南中は、監督さんがいかにも「やってます」という感じ。
シートノックを見ても守備には穴がありません。
打撃も、確実にゴロを打つ打ち方を習得していて、
セーフティーバント・ヒットエンドランを仕掛けてきます。
これは、アウトにしても守備側のプレッシャーが大きい!

案の定、一進一退の展開。

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しかし、ここでも対戦相手以外の敵が。

こういうことを書くべきかどうか躊躇しましたが、あまりに子供たちがかわいそうなので書く事にします。

香川県内のソフトボールを熱心に指導されている監督さんは、全体の3分の1くらいの方。そのチームは確実に良いチームをつくってきます。
審判の方々は、年配の方が多く、上記の監督さんとは顔馴染み。
ですから、思い入れもありジャッジが多少偏るのは理解できます。
また、選手がジャッジに納得できないことだって、よくあることです。
これまでに何度もそういう場面はあり、娘には、
「そういうものだと思って、それでも勝つしかない。
 そこで、心を動かされた時点で負けだよ」と、その度に伝えました。
ただし、あまりに極端で露骨だと、やはり選手は可愛そうです。
ストライク・ボールの判定。
アウト・セーフの判定。
限度を超えているものがいくつもありました。
子供たちの心がざわつき、乱れます。

2点負けている時、あまりにストライクを取ってくれないジャッジに、
ピッチャーのアリサはベンチで泣き出し、娘は地団駄踏んで、半狂乱。

ベンチ裏へ行って、娘に助言。
「審判に不満だからって怒ってても、得することはひとつもないぞ!
 お前が、チームの攻める雰囲気をつくれ!」

ここから、怒りのエネルギーを攻めるエネルギーに転換したのか、
同点に追いつき、6-6で最終回を迎えた綾南中表の攻撃。

1死2・3塁で、ショートゴロ。タイミングは微妙だが本塁送球!
だが、この送球がそれインプレーのゾーンをボールが出て、2点。
しかし、この場面、送球が手を離れた時点の到達塁にもうひとつの進塁が与えられるのだが、2塁走者が、ショートがボールを投げた時点で3塁へ到達するはずはないので、アピールするも2点が認められた。
これも、納得のいかないジャッジ。

あきらめたらそこで試合終了。

最終回の攻撃、2番ノアからの好打順。
走者が出て、一発が出れば同点の場面!
しかし、2死となり4番のみお。
討ち取られれば、そこで部活が終わる。
粘って粘って、完璧に捉えたあたりがセンターへ!
センターが背走するも、ひと伸び足りず、試合終了。

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小学校2年生から始めた野球。
そして、中学でのソフトボールが終わりました。

泣き崩れる選手たち。
たった5人しかいなかった部員も、今は28人の仲間に。

負ければ、スッキリ泣けるのだと思っていましたが、
「もっとこうすればよかった」「やっぱりあそこだ」と、
後悔というか、反省というか、そういうモヤモヤがたくさん出てくる。
思春期の娘に、伝えたいことは山ほどあれど、
それはそれは、なかなかに難しいものでした。


選手たちは、ひとしきり泣いて。

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しばらくして、せっかくなので集合写真を撮ろうと。
何枚か撮りながら、段々と笑顔に。

入部当初、ケンカばかりしていた気の強い4人の3年生。
色々とやりあった分だけ、誰よりもよく分かり合えている、
かけがえのない仲間。

最後は、晴れ晴れとした表情でした。

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みお。
キャプテンとして、よくがんばったね!
お疲れさまでした。
そして、ありがとう。

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2012.10.25

新人戦!

昨年、小学校で野球をやっていた娘は、
太田中でソフトボール部に入りました。

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3年生が6人、2年生がひとりで、娘の他の新入部員3名は未経験者で
即レギュラーになりました。

それでも、総体が終わると5人に!

今年の春は、新入部員獲得のためにいろいろと工夫を凝らし、
なんと15人もの後輩ができました。

夏の総体は、高松市の予選で敗退。
実戦経験不足は否めませんでした。

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最終学年、新チームの娘はキャプテンとなりました。

先生は、ソフトボールの専門的知識を持っていませんから、
自分たちで練習のメニューを考え、
ポジション・打順を考えなければなりません。

練習試合の度に、実戦経験を積み、「チーム」になっていきます。

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そして、迎えた新人戦!

目標は、高松市の大会を突破し、県大会進出です!

ですが、現実はそう簡単ではありません。

初戦は、小学校からの経験者がほとんどで、ベスト4は固く、
いいピッチャーを要する香東中!

勝つのは至難の業。
どこまで善戦できるのかという相手。

相手ピッチャーは、速く、制球も良く、淡々と打ち取られます。

太田中のエース、アリサもこれまで一番の出来で、相手を封じます。

0-0で迎えた4回、1死1・3塁の場面で、1塁走者が盗塁。
この場面は、3塁走者の動きを牽制しながら2塁で刺したいところ。
キャッチャーの娘には、この場面の練習をするように言ってありました。
そして、3塁走者の動きを見てセカンドがカット。
飛び出していたランナーは慌ててもどる!
タイミング的にはアウト!
これは、大きいぞ!と思ったら、セカンドの送球がそれ、
グランドをボールが転々とする間に2点。

しかし、3-0と善戦しました!

チームの力からすると上出来です!


翌日は、敗者復活の3チームでのリーグ戦。
上位2チームが県大会へ駒を進めます!

最初の試合は、紫雲中対協和中。

このリーグでは、好投手を擁する紫雲中が一歩リード。
太田中と協和中は、互角。

なので、紫雲中に勝って欲しいところ。
ところが、この日は協和中のピッチャーが素晴らしい出来で、
2-1で協和中1点リードで最終回を迎える展開。
しかし、自力に勝る紫雲中は2-3とサヨナラ勝ち!

対協和中。
練習試合では、いい勝負。
自分たちも実力が向上したという実感を持って挑むも、
ピッチャー、アリサは抜群の出来だった昨日と比べ、
腑に落ちない顔でのピッチングで、荒れ模様。
対して協和中のピッチャーは思うような投球で打たせません。

7-2で惜敗!

ということは、紫雲中に4点差以上をつけて勝つことが条件!
これは、実力差からすると、相当厳しい!

試合の合間、食事をしながら、「とにかく絶対にあきらめない!」と、
娘は激を飛ばしたようです!

不調のアリサに変わって、2番手投手の娘が登板!
試合が始まると、太田中は全力疾走、全力プレーで、流れを呼び込み、
相手のミスを誘って優位に進めます!

ただし、いつ大量点取られるのか予断を許さない展開。

打って、走って、守って、なんと12-2のコールド勝ち!

県大会進出を決めました!


県大会までの2週間、好投手は簡単に打てないので、
とにかくバントの練習をやったようです。

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そして迎えた県大会!

讃岐富士「飯野山」を望む、芝生の美しい運動公園での試合。

初戦は、満濃中。
実力はよく似ているでしょう。

プロだって調子が悪い時がある。
でも、それで下を向いていても何も改善されない。
どこをどう意識すればいいのか、そして、いつでも前向きに!
娘とアリサに、そう言って送り出しました。

ミスのない締まった試合で、アリサも落ち着いて要所を抑え、
4番を打つ娘もようやく長打が出て、6-2で勝利!

なんと、県大会ベスト8!

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次は、優勝を狙う国分寺中。
10回対戦しても、1回勝てるかどうかの相手!
相当な練習量を積んでいることもよく聞いています。
どこまで、食らいつけるのか。

グランドの状況から、センター方向の打球が太陽に入る角度。
試合前に、避ける練習をしましたが、簡単ではありません。

初回、ランナーを出すも、粘りのピッチング!
2死3塁で、左中間へ大きな当たり!
センターななみが追いつくも、太陽が目に入り、捕れず失点!
でも、これは仕方ありません、取り返すしかない!

その後も、うまく責められ、序盤で7-1と劣勢!

しかし、ここから怒涛の攻撃で、何と最終回の表、
7-7の同点に追いつきました!

最終回の裏、走者を3塁まで進められるも、2死までこぎつける。
強打の左打者を外角低目のストレート2球で追い込む。
1球、甘くならないことだけ気をつけて、インコースに投げたいところ。
しかし、娘は、それを察知して、外角低目、外にはずしたところに要求。

そして、また、外角低目で勝負。
この球が、右打者の足元あたりに抜けてワンバウンド!
必死でミットを差し出し、飛び込むも、後逸!

残念ながら、7-8でサヨナラ負け。

実力からすれば、十分に善戦しました!

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残すは、来春の宇津木杯と総体のみとなりました。

この春までの時間をどう使うのかにかかっています。
チームとしての一体感は抜群だし、声もよく出ています!
とにかく、頑張った結果も出たし、さらに前進してください!

みお、がんばれ~!

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2012.03.21

第84回選抜高校野球大会 選手宣誓 

日本を襲った、未曾有の大震災から1年。

震災直後、開催の是非が問われる中、観る人たちを勇気づけるために
開催されこととなった前回大会、岡山の創志学園 野山慎介主将が
復興に向けて、自分たちが甲子園で何ができるのかを、
被災地に届けとばかりと魂を込めた、感動の選手宣誓。

その後の、東北楽天イーグルスの本拠地、仙台での初戦、
嶋基宏選手会長がスタンドの東北の人たちに送ったメッセージ。

このふたつのメッセージは、被災した状況の中で、
アスリートが競技をするということは、それに関わる人たちに、
真摯に競技に取り組むことで、勇気を与えるという、
その意義を明確にしました。


今年も春の選抜高校野球大会が開催されます。

今大会の選手宣誓は、大きなダメージを受けた石巻工となりました。

石巻工は、津波でグランドが泥で埋まり、
練習再開まで1ヶ月以上を要し
昨夏の県大会での入場行進では、
こう書かれた横断幕を持って行進。

「あきらめない街・石巻!!
その力に俺たちはなる!!

その横断幕がスタンドで見守る中、阿部翔人主将の選手宣誓は、
「当事者」であるからこそ「伝えたい」、そんな、
石巻を、東北を背負って代弁するかのような言葉でした。


「宣誓。
東日本大震災から1年。日本は復興の真っ最中です。
被災をされた方々の中には苦しくて、心の整理がつかず、
今も当時のことや、亡くなられた方を忘れられず、
悲しみに暮れている方がたくさんいます。
人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは
苦しくてつらいことです。
しかし日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、
その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。
見せましょう。日本の底力、絆を。
われわれ高校球児ができること。
それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。
今、野球ができることに感謝し、
全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。

平成24年3月21日 
選手代表 宮城県立石巻工業高等学校 野球部主将 阿部翔人」

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2011.07.06

早朝野球1部2回戦突破ならず!

 今季から1部に昇格し、その2回戦でした。

相手は、文句なしに高松の軟式野球のトップレベルの高松消防!
皆さんお若くて、消防隊員なのでいいカラダされてます。

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もちろん若手主体で行くだろうと、応援のつもりで行ったら、
今日は人数が少なく、なんと4番セカンドでスタメン!

初回、ボテボテのサードゴロを余裕でスローイングしたらセーフ!
そこからアンラッキーなタイムリーなどで2点を奪われる。

相手投手は、120km前半のストレートとカーブ、そして、フォークか縦のスライダーをコーナーに投げ分ける好投手。

なかなか、チャンスをつくれません。

2回、3回と、粘られて、進塁打、長打、犠飛を絡めて、1点ずつ献上。

反撃に転じたい3回裏、2まわり目の打線がヒットでつなぎ、2死1・2塁でぼくの打席。

初球、カーブが外角にわずかに外れる。2球目、真ん中のストレートを思わず見送る。3球目外のストレートを見極めてボール。4球目カウントを悪くしたくないからストレートと読み、外角一杯のストレートをライト前にクリーンヒット。
つないだチャンスに次打者は内野安打で、なんとか1点を奪う。

しかし、その後はどちらも投手が好投し、逆転ならず。4-1で負けました。

いい試合でしたが、このレベルは簡単ではありません。細かいチームプレーと意識の差が出た試合でした。

ぼくは、3打席3打数1安打でした。

 

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2011.06.14

早朝野球1部初戦突破!

昨季2部のブロックで優勝し、今季から1部昇格し、その初戦でした。

1部は、文句なしに高松の軟式野球のトップレベル!

その1部だし、若手主体で行くだろうと、応援のつもりで行きました。

相手打線は朝早いのに、ビュンビュン振って来て、しかも芯で捕らえられ、
失策も絡み、初回に2点、2回に1点を奪われる苦しい展開。

相手左腕もストレート、スライダーともに制球がよく、なかなか点を奪えません。

何とかしたい4回の攻撃、初安打、相手のミスで1死満塁。

ここでぼくが代打に。

試合の流れを決める大事な場面。

詰まってOKと意識は右方向。
最悪1点が欲しい場面。

初球、スライダー、ボール。

2球目のアウトローのストレートをファウル。

結局粘って押出しのフォアボール!

ここからつないで、一挙5点と逆転!

その後、セカンドに。

最終回、1点差に攻め寄られ、なおも2死満塁の場面も、
最後の打者をサードゴロに打ち取り、接戦を制し、初戦を突破しました!

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