2010.01.13

house hs

「聡明」とは、「頭がさえ、理解力があってかしこいこと」と手元の辞書にあります。加えて、「「聡」は耳が、「明」は目がさといこと。」とあります。

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地元タウン誌「TJかがわ」の建築家紹介システム、「建てようネット」を通じて、仕事がスタートしました。

空間構成は明快です。そして、実は複雑です。中庭に面してL字型の構成。1階は玄関とリビング・ダイニング。そして、収納と勝手口。2階は主寝室と子供たちのスペース、洗面・浴室に収納。中2階に、トイレと家族兼用の書斎。

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クライアントからの要望は、いわば箇条書きのようなもので、そこには優先順位はなく、時に矛盾があるものです。それに、優先順位をつけて合理的に整理していくお手伝いをするのがぼくの大きな仕事だと思っています。

ご主人は、ご自分の希望するところと、奥さんの考えを優先させるところ、そして、ぼくに任せる部分を常に自問自答される方でした。

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そして、こちらからの提案をまず咀嚼しようと努め、奥さんに確認する部分、ぼくに確認する部分を見出し、自身の理解を深めていきます。納得するまで考え、その場で答えの出ないことは、考え方の要点だけを確認し持ち帰りました。

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中庭のスクリーンは、周囲の風景や、天候の様相を抽象化しながら、その変化を刻々と伝えます。それが生み出す中庭は、自然豊かな周辺の環境と、隣接する実家と、生活の空間をやわらかく融和し、静寂を与え、そして、家族のそれぞれの空間をひとつのものとして束ねることとなりました。

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クライアントの聡明な思考の積み重ねが、この環境に最適な解を共有し、そして最適な空間を見出せたのではないかと思います。

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2009.12.04

house so

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この住宅のご主人は、同業者でした。
同じく建築の設計をしている人です。

独立して3年目。
大学の講師の話が現実的になくなり、
設計事務所として生活していかないといけないという状態で、
自分の考え方の幅を拡げたいと考えていた時期。
父が、友人の商業施設のデザイナーが建築設計者の協働者を探していて、
やってみたらどうかと。
専門学校での講師以外に仕事はなかったし、向学のために手伝うことに。
小さな店舗から大きな商業施設や、中国の公共施設まで
ものすごいスピードで仕事をする事務所でした。
その中で、特にコンピュータに精通し、画像処理やグラフィックも得意な、
若い男性スタッフだったのが、今回のクライアント。

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ぼくがその事務所と仕事をしたのは1年足らずでしたが、
美術の出身で、色々と考えることも多かった彼。
所長以外は女性スタッフばかりの中で、
年長のぼくとは、色々と話しをしました。

ぼくにとっては、母が末期ガンだと分かり夏には亡くなったのもこの時期で、
彼が結婚したのもこの年でした。

その後、マンションを主に手掛ける事務所に転職したことなど、
年賀状を通して近況報告は互いにありましたが、
連絡があり、今回の計画が始まりました。

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ご主人が自信で考えたものを、ぼくがフォローすることも提案しましたが、
これまでのぼくの仕事も見ていてくれて、
仕事としてぼくにお願いしたいとのこと。
うれしいことですが、プレッシャーが掛る状況。
けれども、要望をくみ取り、ぼくの考えを伝えるという
特別なことはせずに、普段通りのやり方で進めました。

敷地は、ぼくの通った中学・高校のすぐ近く。
土地勘もあり、マンションも建ち並ぶ人気のエリアの住宅街。
密集する中で、プライバシーを確保するために、2階にリビングを設け、
中庭を介して、各室がゆるやかにつながる空間構成としました。

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やさしいご主人は、奥さんの意見も十分に尊重しながらも、
設計に携わる人間らしく、細部にも様々な提案がありました。

外からはやや閉じた感じでしょうが、
周囲と調和し、光と風を存分に感じる、
豊かな空間を提供できたのではないかと思います。

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2009.10.13

house ay

「わたし、黒フェチなんです!」

ASJ徳島イベントでのこと。

色々なお客さんに出会いますが、
何ともユニークな奥さんでした。

細身で、サックスを演奏するご主人と、
元気のいい、黒フェチの奥さんというご夫婦の住宅。
 
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敷地は、吉野川沿いの県道から登った山の中腹。
ご主人の実家の横に建てるという計画。

ぼくの事務所がある高松と、徳島スタジオからの中間地点ということで、
ご実家で打合せをしました。
その場には、お母さんに小さなお子さんをみていただき、
お父さんも打合せに参加されました。

敷地や予算、そして要望を伺い、プランと模型を作成し、プレゼンテーション。
好き嫌いも含めて意見を言っていただき、それを踏まえた案を作成。
という通常通りの進め方をしていましたが、
ご夫婦が気に入られても、お父さんにはとても家とは思えない代物らしい。
 
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お父さんは、人生の先輩として助言されている。
これは、まったくその通りなのですが、
趣向の部分となると、相入れません。
ご主人も、隣で生活していくことになるわけですから、
ご両親に納得してもらいたいけれども、なかなか簡単にはいきません。
お父さんにしてみたら、瓦屋根はないし、奇異なものに映るのでしょう。

そこで、百聞は一見にしかずということで、
ご夫婦にはオープン・ハウスに来ていただいた、
竣工して間もない、house jsをお父さんに見ていただくことにした。

気さくな奥さんで、ちょうど育児休暇中。
お願いすると「どうぞ!」と快諾。
ぼくがいると、聞きにくいこともあるだろうと、
Tマネージャーに案内をお願いしました。
奥さんは、お父さんに、感じている魅力を飾らずに伝えてくれたよう。
 
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実際に、心地よい空間とそこでの生活を目の当りにされ、
それ以降の打合せは大変スムースに行われました。

これはこれでありの世界なんだと、受け入れていただけたようで、
予算の関係でふたつの案を悩まれているご主人に、
より望みに近い案を薦め、不足分の資金の相談に乗ってもよいとまで
好意的に考えていただけました。

建築を計画にするにあたり、いつも感じることですが、
最終的には、人間関係を豊かにすることが設計という行為なのではないかと。
住宅であれば、家族一人ひとりの関係はもちろん、周辺の方々との関係。
今回の住宅では、ご両親との関係。
それぞれの関係を豊かにすること。
 
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黒フェチの奥さんと、どこまで黒でいけるのか楽しみでしたが、

外観は、黒だと伝統的な建物の実家の横では過激なので白にして、
最後に施工する床を黒に、そして浴室の浴槽と床を黒としました。
ご夫婦ともに、ぼくの提案をしっかりと踏まえながらも、
実によく考えられ、質問も建築の核心を突くもので、
やり取りはとても意義深いものでした。

実家の建物と掛け離れることなく、寄り添うように、
周辺の豊かな美しい風景を、様々に感じられる
そんな住宅になったのではないかと思います。

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2009.02.12

花ノ宮クリニック

若い頃からの暴飲暴食と不摂生、そして両親ともに糖尿病だった父は、
やはり糖尿病になり、近年は節制をしていたのですが、
母が亡くなってからの偏った食事のせいか、
腎臓を患い、昨年から人工透析を始めました。

 

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担当医の先生から、腎臓病について、
そして、人工透析とはどういうものなのか、
また、人工透析を始めるとどのようにしないといけないのか、
説明を受けました。

一昨年、集合住宅「unite」を施工してもらった穴吹工務店の筒井支店長から、
今回の依頼を受けました。

 

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開業する先生からの依頼で、土地探しをしていたのが穴吹工務店さん。
土地が決まり、設計という段階になって、
先生がぼくの仕事を気に入っていただいたこともあり、
仕事をした関係があるということで、紹介していただきました。

幹線道路沿いの立地とは異なり、閑静な住宅街の一画でありながら、
交通の便に優れた敷地。
それだけで、先生の地域に根ざした病院の在り方が伝わる。

お話を伺うと、内科医院として建てるけれど、
人工透析の施設も設けるとのこと。
更に、父がお世話になった先生の上司とのこと。

 

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週に3回、4時間の人工透析を受けるその環境には大変興味があり、
空間の在り方についての考えを話すと、先生の考え方にも合致しました。

血が入れ換わることで、体温が下がり、また、年配の方が多いこともあり、
空調の風が、直接からだに当たらない方式をとること。
外へのつながりを感じるように自然光を取り入れながらも、
ルーバーで空調への負荷を軽減し、直射日光を調整すること。
そして、ベッドに横たわり上を向く姿勢がほとんどなので、
光源が眩しくないように見えないように、
また、やわらかい雰囲気を演出するために間接照明とすること。

 

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その場での、そんな提案をうなずきながら聞いていた先生は、
スタッフのスペースの重要性について話をされた。
患者さんの環境を良くすることは、
スタッフの病院での快適さを確保することと同義であると。

オープンにあたり、新聞広告を掲載することになりました。
これは、皆さんも新聞でよく目にすることだと思います。
しかし、ここでの先生の提案は、
土地を探し、工事を請け負った穴吹工務店の筒井支店長と、
先生の思いをかたちにした設計者であるぼくとの対談を
掲載してはどうかというものでした。

先生曰く、
「私の考えに、具体的な場所とかたちをあたえたのが、
 穴吹さんと林先生だから」。

さらに、当初の提案では、病院の名前はわずかに出ますが、
地図と営業時間さえ記載しないというものでした。

 

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閑静な住宅街に、建物が建つことによって、
周辺の環境に調和するような、さらに引き立てあうような、
そんな佇まいになっていればいいと思います。

花ノ宮クリニックhttp://www.hananomiya-clinic.jp/

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2008.09.12

明日は松山

今朝は、5時30分起床。

老人化しているので、朝はどんどん速くなる傾向だが、今日は定時。

水分を採り、新聞を読んで、ストレッチと体操。

その後、ジョグへ。

ここのところ、右の腰の状態が悪く、太股裏も走るとピリッと来るので、

ダッシュが出来ていない。

来月は、全国大会があるので、様子を見ながらダッシュも混ぜて30分。

体をほぐすのも兼ねて、素振りを5分ほど。

今日は、娘と朝食を食べてから、7時に家を出る。

竣工間近のN邸。

昨日、足場が取れた。

仕上げ工事が急ピッチで進む。

だから、手直しなどの指示は早い方がいい。

昼間は、職人さんが込み合うので、誰もいない早朝に見るのがいい。

南面の視線を遮りながらも、光を取り込むルーバーもいい感じだ。

 

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Yクリニック。

建築確認申請の構造適合判断に掛ったため、着工が遅れ、

超突貫で工事が進む。

オープンまで後、一か月。

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出社後、メールチェック。

8時45分、スタッフと打ち合わせ。

友人O邸の変更項目の確認。

ASJ徳島スタジオのY邸、サッシュ図の確認と指示。

検討箇所の確認。

設定地盤の考え方の確認。

ASJ松阪スタジオのH邸の見積りの確認。

O邸の考え方を指示。

ASJ徳島北スタジオ I邸の考え方を指示。

屋島のS邸へ。

大きな平屋の住宅。

光を取り込むいくつかの中庭を囲う迷路のような住宅。

職人さん同士のコミュニケーションもスムース。

仕事がよい。

 

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多度津のF邸へ。

竣工間近。

現場が、きちんと片付いている。

そういう現場は、概して仕事がよい。

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明日からの3連休は、ASJ松山中央スタジオのイベント。

イベントの際は、高松以外は泊まります。

初日の夜には、スタジオの方々と懇親会があり、

そのまちのうまいものを食べ、スタジオの方と文字通り懇親を深め、

また、同業の建築家の方々との会話の中から刺激をもらう。

翌日、イベント開始は11時。

深酒をしても、朝ゆっくり寝られる。

そして、知らないまちを走るのは楽しい。

実は、こうしたゆったりとした時間の使い方は、こんな時にしかできない。

やはり、高松だと仕事の気になるところがあると、

現場へ、事務所へとからだが向かう。

イベントで、心とからだをリフレッシュしてきます!

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2008.06.26

house mw

この建築には、たくさんの秘密が隠されている。

一見、単純な箱型の建物に見えるかもしれない。

生活するのは、30歳代のご夫婦。

このおふたりが、秘密を持っている。

 

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ご主人は、ものすごい数の収集したものを、数種類持っている。

奥さんは、現代バレエの踊り手であり、一方で、子供たちに教えている。

そして、大型の犬が一緒に生活する。

 

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だが、それを決して秘密にしているわけではない。

クライアントの生活、犬の生活動線、

スタジオと、現代バレエに付き物である衣装の部屋、

そして、収集物のコレクションルーム。

これらの内部空間と外部空間を、立体迷路のように織り交ぜた、

解き明かすのに少し時間の掛かる「秘密」を持った建築となった。

   

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クライアントとは、最初から、

「何となくその方が面白い」と思える部分が共有できたのだと思う。

だから、こちらの提案の意図を瞬時に汲み取り、

楽しい会話の如く、建築の計画は進んだ。

 

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表出されるものは、あまりにありのままではなく、

少しの秘密と、そして笑えるものでないとつまらない。

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2008.05.16

house js

ASJ徳島スタジオのイベントで、クライアント夫妻に初めてお会いしました。

これまでに、数名の建築家とお話しをし、

誰の話しを、何を信じてよいのかわからなくなった様子。

建築家とクライアントは、お互いを信じあえるかどうかが鍵。

   

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初対面での質問は、子供さんのこと。

ある建築家から、子供はいずれいなくなるのだから、

子供のことは考えなくてもよい。

夫婦ふたりの生活を主眼に設計しましょうと、言われたが、

どう考えますか?

その時、お子さんはもうすぐ2歳の男の子。

できれば、あとふたり。それより多くてもいいと思っておられるご夫婦。

 

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以前にも書きましたが、子を持つ親なら誰でも経験することですが、

小さな子供がいる場合、子供を中心に家族が動いているといってもよい程、

子供と親は不可分な関係。

それは、住宅も同じ。

子供が小さい時も、大きくなってからも意味のある住宅であればいい。

ASJのお試しコース「プランニングコース」でとりあえずスタート。

周囲の視線をさほど気にする必要がない、開かれた大らかな環境。

当初、ご夫婦は、吹抜けのリビングを中心にした構成がいいと。

一つの案は、2階建て、リビング吹抜け案を提案。

ぼくは、中庭を中心に、ゆるやかに家族が一体感をもって生活できる平屋がよいのではないかと、

もう一つの案は、平屋の開放的なコートハウスを提案。

 

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計画中に二人目を出産。

ご主人は、遠方に単身赴任のため、建設中の打ち合わせは、

奥さんの授乳の合間で打ち合わせ。

振り返れば慌しくも楽しい時間でした。

新しい家族を迎えての新しい生活。

家族の時間を重ねる場所。

大変、喜んでいただきました。

ぼくの建築は、概ねご両親には奇異に映るようで、

ご本には気に入っていても、親子の意見が合わないこともあるのですが、

今回のクライアントのご両親はご主人方も、奥さん方も

大いに気に入っていただいたようで、うれしい限りです。

 

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しかし、これから、時を重ねるごとに、

やはりいい建築だと、思っていただける住宅でなければ意味がない。

喜びを持続できる建築=空間を提供できたのではないかと思う。

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2008.04.17

藤森照信講演会「丹下健三と香川県庁舎」

芸術と建築の聖地 香川。

国内外から多くの人たちが香川を訪れる。

その端緒となった出来事が、香川県庁舎。

 

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裁判官であったが、戦争を理由に「郷土の堆肥となんと悲願し」

香川で弁護士に、その後、戦後初の民選知事となった金子正則が、

焼け野原となった香川の戦後復興の象徴であったのが県庁舎建設。

丸亀中学の先輩 猪熊弦一郎画伯の強い推薦を受け、

また、県建築課 山本忠司と丹下研究室の県出身 浅田孝氏の

執念ともいえる熱意もあり、丹下健三が設計するに至った。

その県庁舎竣工から今年で50年。

昨年から、香川県建築士会 高松支部 青年部会のメンバーと

香川県庁舎の建築の魅力を伝える企画を模索し、

丹下健三研究の第一人者、東大の藤森照信氏に講演をお願いした。

藤森氏は建築史家でありながら、一方で、

屋根にニラを生やした「赤瀬川源平邸」など、ユニークな設計でも知られている。

一般の方に、わかりやすく、お話ししていただけることを期待しています。

広報活動もこれまでになく活発に行い、タウン誌、専門誌、

TVにラジオ、いろいろしゃべってきました。

その極め付けが、藤森さんに講演会のテーマである

「丹下健三と香川県庁舎」と題して、四国新聞に投稿していただき、

合わせて講演会の周知を行うという企画。

時間の無い中、藤森さんも快諾いただき、本日付で掲載!

会場は、県庁舎内、県庁ホール!

入口のピロティ上が、県民に開かれたホールとして計画されたものの、

近年は、県庁内の事業にしか使用していない、言わば開かずの扉だった。

これまでにも、何とか借りられないものか画策したが難しく、

今回、県職員有志の方々が協力していただき、

竣工式を行った県庁ホールで、竣工50周年の講演会となった。

準備を進めていく中で、思っていた以上に意義のある企画だったことに

改めて気付かされました。

藤森照信講演会「丹下健三と香川県庁舎」

2008年4月19日(土)

開 場 13:30 

講 演 14:00-16:00

場 所 香川県庁舎ホール

入場料 無料

主 催 社団法人香川県建築士会 高松支部 青年部会

共 催 香川県/社団法人香川県建築士会 青年委員会

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2008.03.19

「Styles」番組HP

先日放送された、番組の内容が、番組のHPにアップされました。

「Styles 香川の建築家とつくる家」

番組のダイジェストと、
ナビゲーター国井律子さんによるフォトエッセイ。

ぜひご覧ください。

番組のムービーは今しばらくお待ちください。

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2008.02.22

「and G」OPEN

昨年春より依頼を受け設計しました

小豆島のカフェとカラオケBOXの「and G」が

2月23日オープンします。

やわらかい光にあふれるカフェ。

全室それぞれ違った趣のBOX。

ここのところおもしろい場所として注目を浴びる小豆島。

ぜひ、足をお運びください。

cafe & sing「and G」

小豆郡小豆島町安田甲887-1

 TEL 0879-82-5854

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