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2016.11.18

house am + 「はりきゅう・マッサージ Harmony」

父が生前、「香川は狭いぞ。3人いたら1人は親戚。」とよく言っていました。
「いやいや、そんなわけないやん!」と思っていましたが、
仕事をするごとに、また、FacebookなどのSNSを通じて、
「まんざら嘘ではないかも」と思うに至り、周囲の人々に冒頭の言葉を伝えると、
皆さん激しく同意されます。(笑)
 
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ある日、メールが届きました。
設計のご相談でした。
「住宅 + 小さな鍼灸院を計画しています。」
これは、よくあることです。
同時に、Facebookにメッセージが入りました。
ご主人さんが、仕事の関係で、ゴーフィールドの牛尾隆さんに建築を相談したところ、
ぼくを強く推薦してくれ、ご相談となりましたとのこと。
大学院を出て、山本忠司の事務所での修業時代担当したのが、
丸亀沖の本島の伝統的建造物群保存地区に指定されている笠島地区の保存修復の仕事でした。
その実質的設計者がポリテクカレッジの牛尾徹先生で、牛尾さんはその息子さん!
ご主人の大学のサッカー部の先輩が「黒船屋」の溝上慶造さんで、
ぼくが学生時代からブルースやソウルの深い話が出来る数少ないソウルメイト!
坂出の「日の出製麺所」の三好修さんとご主人は、仕事でつながりがある上にご近所。
その三好さんは、ぼくの義兄坂本浩基と幼なじみ。
奥さんは、かつて子育て支援の「わははネット」の中橋恵美子さんのもとで活動をしており、
鍼灸師の資格を取るために通う「四国医療専門学校」は、
高松一高の同級生大麻正晴くんが副理事長。

土地購入の為に、奔走してくれたのは建材を扱う株式会社浜崎に、
中讃エリアの不動産部門を立ち上げたばかりの旧知の友人濱崎直哉くん。

それぞれの関係を詳細に述べると、紙面がいくらあっても足りませんが(笑)、
とにかく縁を感じざるを得ない仕事となりました。
 
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まずは、土地探しからスタートしました。
坂出市街は、迷路のように細く入り組んだ道が多く、道路の幅員を気にしなければ、
格安の土地が多くあります。
しかし、子供と女性を対象にした鍼灸院を併設するため、アプローチは容易な場所に。
契約の前に、計画を提示し、確認してから購入を決められました。

新しく開発の進む地域で、メインの通りから見える場所に鍼灸院を配しました。

小さな待合のスペースと施術の空間は、ゆるやかに家具で仕切ることにしました。
その奥の、子供も一緒に寝て施術出来る和室は、住居につながっています。

1階は、その他に主寝室とそれに連続する洗濯干し場、水回り。
2階は、リビング・ダイニング・キッチンと、子供室。
子供室は、当時中学生のお姉ちゃんの部屋と、2人の小学生の男の子の部屋。
将来的に2つに仕切ることが可能ですが、しばらくはふたりの関係を見ることとしました。

 
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リビングには、プライバシーを完全に確保しながら、
太陽の光を室内に呼び込むガラスのスクリーン。
バルコニーと連続し、開放的な空間です。

この家族は、それぞれが自立しながらも、とても連帯感が強く、
この建築の空間が、一体感を体現した空間となり、
家族を包み込む器となればと思います。

「はりきゅう・マッサージ Harmony」
https://sakaide-harmony.jimdo.com/

https://www.facebook.com/sakaideharmony/

 

 

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