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2011.11.30

「小前」の「たこ判」

昨年は、仁尾町と詫間町に、何度と足を運びました。

その仁尾町に、香川の誇る「B級グルメ」の老舗があります。

それが「小前」の「たこ判」です!

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大判焼きを焼く機械で、大きなたこ焼きを焼いたものが「たこ判」です。

実際のものは、たこ焼きというより、お好み焼きです。

そして、驚くのはその価格!

もっともベーシックな「たこ判」は、なんと80円!

もっとも人気のたまごが入った「卵たこ判」は120円!

しかも、侮るなかれそのボリュームも結構あります!

2個で、大き目のお好み焼きくらい!

平日のお昼前に行ったのですが、客はぼくしかいませんが、
何だか慌しそう!

出来上がった大量の「たこ判」を、
数に応じて箱や発泡スチロールに詰めています。

すると、車から降りてきたお客さんが、
名前を告げて、代金を支払っています。

つまり、注文して取りに来たのですね。

しかし、それは職場の有志の注文を取りまとめたのか、
はたまた、何かのイベント的なもので配られるのか、
その「たこ判」たちの行く末に興味津々です!

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ちなみに、焼きビーフンもあり、試しに注文してみると、
店の外から「お待ちどうさま!」って、
隣接する、お好み焼きやから持って来ました!?!

しかも、「たこ判」を焼いている奥は、
イスが並んでいて、よく見ると「美容室」!

そういえば、レトロなファサードには「パーマ・婚礼着付」の文字!

よーわかりません!

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2011.11.22

乾杯!

先日、結婚式に参列してきました。

新郎新婦ともに友人で、そして、彼らと新郎のご両親の
2世帯の住宅を、土地探しからお手伝いし、来春の竣工に向けて、
現在、工事に掛かっているという、クライアントでもあります。

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ふたりとも、物事を表面的にわかったつもりにならず、
あらゆることを自分の言葉で理解しようとする人です。

そんなふたりの参列者に対するホスピタリティあふれる、
素晴らしい
結婚式でした。

ある日、式の準備もあり、忙しい中、
新郎から、時間を取ってほしいと。

住宅のことだと思い、お会いすると、もちろん、
ひと通り住宅についての話をした後、
式で乾杯の挨拶をお願いしたいとのこと。

そして、その大役を果たしてきました!

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結婚して18年。

結婚について考えたときに、感銘を受けた言葉を送りました。

「星の王子様」の著者アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが、
「人間の土地」の中で記した言葉です。

「愛するということは、互いを見つめ合うことではなく、
 同じ方向をみつめることである。」

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見惚れるように見つめていても、結婚とは人生そのもので、
平坦なばかりではありませんし、歳も取ります。(笑)
見惚れるのはつかの間で、悪所も目に付くことでしょう。

それよりも、パートナーを視野に入れながらも同じ方向に進んで行く。
その目標は強く確かなものである必要はなく、
状況の変化に柔軟に対応できるような、
ぼんやりとやわらかいものでいいのだと思います。

そして、そこへ進む、その道程は、海の航路のごとく、
道路のような可視化された明確なものではなく、
認識できる範囲の情報の中で進むべき方向や速度を、
時々刻々と判断するようなものなんだと思います。

傍目には、優雅に進んでいるかのようでも、
潮の流れや水面下の深度に気を配りながら、
あらぬ方向に進んでいるように見えても、
浅瀬の難所を切り抜けている。

パートナーを受け入れ、幸せも苦難もともに享受する覚悟が、
結婚という人生の船出にはもっとも大切なんだと思います。

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新婦の亡くなったお父さんへの想いを込めた手紙は、
彼女のやさしくも確かな眼差しが伝わり、
我が娘と重なったのか、涙が止まりませんでした。

新郎の家族への想いや、参列者への愛情も、
なかなかに味わえないほどのもので、
たいへん素晴らしい式でした。


彼らのこれからの人生が豊かなものであることを祈りたいと思います。

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2011.11.09

COS-001 「YOU’VE REALLY GOT A HOLD ON ME」

ビートルズにしても、ストーンズにしても、クラプトンにしても、
初期の作品の多くはカヴァーです。

先達の音楽に憧れ、「自分たちでも演ってみたい!」って、
突き動かされる衝動の熱量と、リスペクトが満ちています。

ということで、カヴァーとオリジナルをお届けするシリーズ!

第一弾は、「YOUVE REALLY GOT A HOLD ON ME」。

中学生になって、大好きになった矢沢永吉が、
ソロデビュー前に組んでいたバンド「キャロル」。

ハードなロックン・ロール・バンドですが、演奏力も高いし、
永ちゃんとジョニー大倉の抜群の歌唱力で、
ミディアムナンバーも、バラードも聴かせます!

そんな中で、この曲がいいなと。

後に、彼らが敬愛する「ザ・ビートルズ」が演っている事を知り、
さらにそのオリジナルが、モータウンを代表する
「スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ」であることを知りました。

ビートルズが、ロックン・ロールだけじゃなく、
表情豊かなメロディーを重視して行くのも、
こうしたメロディアスなソウルが出発点となっているんだと思います。

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