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2011.09.30

Early in the morning!

とうとう、朝4時起床になりました。(笑)

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7年前、不摂生が過ぎて、肝臓を悪くし、体重90kg!
深夜まで仕事かお酒か。
朝は、娘を保育園に連れて行くギリギリの時間、8時過ぎに起きていました。

それから、必然的に「減量」。
朝は、6時半に起きて、ランニング。
そうしようと思いましたが、極度の運動不足で、初日は5歩しか走れず。(苦笑)
だから、歩いていつものランニングコース野田池まで行ってみて、
一周しようと歩き出すも、外周1kmほどの野田池がとてつもなく大きく見えて、
「今日は、やめとこ!」と、勇気ある撤退。(笑)

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それから徐々に走れる距離を延ばして、半年で15kg減。
まあ、落とし所たっぷりでしたから。(笑)

それからは、プラス3kgの幅でした。

朝のランニングは、からだのためだけではありません。
一日の始まりに、日々の変化や機微を感じながら、
一日の仕事の流れや段取りを整理できる貴重な時間です。

事務所に行ってから、スタッフの来るまでのひとりの時間がさらに重要。

ということで、6時半から6時、5時半、5時、4時半、
そして今年に入って4時10分。

そして、とうとう4時!

昨年、思い立って、からだを搾ろうと思い、朝のメニューも生活も変えました。
腹筋も数を変えたり、やり方を変えたり。
夕食後、寝るまでのあいだ、芋焼酎を飲むのですが、
その間、何かしら食べていたのをやめました。
食事が終わってから、寝るまでに4時間空けるのが理想だそうですが、
早いと9時には寝てるのですが、さすがに5時に食事終了はムリです。(笑)

それも、内臓の負担を軽くするためで、アスリートはプチ断食をしていると。
それで、朝はいつもほんの軽く食べるのですが、食べ過ぎた後などは、
朝食を抜いてみましたが、意外にだいじょうぶでした。

食欲は人一倍強く、小さいときも、調子が悪くて食べないというよりは、
調子が悪いのにカレー3杯食べてリバースする子供でしたから、
食事制限はしんどいかなと思いましたが、
食事への意識が高くなっていたからか、思ったよりもだいじょうぶでした。

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昨年の初めの体重が78kg。
一年で-6kg。
今年に入って、さらに搾ろうと68kg。
一年半で-10kg。
もう、体重は落としません。
筋肉で2kg増やす計画です。
暴飲暴食を2日続ければ2kgくらいは簡単に増えますが。(笑)


ここのところの朝の過ごし方はこうです。

4:00       起床
4:00-4:20  新聞に目を通す
4:20-5:00  ストレッチと体幹を意識したトレーニング
5:00-5:40  遅筋を意識したスロージョギング
           週に2回は塁間を意識したダッシュ10本
5:40-5:50  素振り マスコットバットとバット
           靭帯をストレッチした後、
           バランスを意識したシャドーピッチング
5:50-6:15  入浴と身支度
6:15       事務所へ
6:30       出社 
           メールチェックやスタッフの前日の作業の確認と
           その日の作業の段取り
8:45       スタッフ出社 ミーティング

もちろん、毎日こうは行きません。
遅くまで飲む日だってあります。

けれど、週に最悪2・3日サボったって、続けるのが一番だと思います。


じゃあ、なぜ、こんなことをしているのか。

もちろん、からだの調子を整えるのはよい仕事をするためです。


そして、「現役」の野球選手として、アスリートとして
自分が納得できるパフォーマンスをするために抗っています。

そりゃ、パフォーマンスは下がります。

でも、そんな自分が許せないのです!

捕る 投げる 打つ 走る。

可能な限りがんばります!

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2011.09.28

「またきまい」

「建築と芸術の聖地 香川」。

今では、多少誇大に聞こえても、香川には、魅力溢れる建築と芸術が
数多く存在することは、広く知れ渡りました。

古来より、風光明媚で、最新の情報や文化が飛び交う瀬戸内海の要所であり、
時代時代の豊かな文化を持つ場所ではありましたが、
殊更に、建築と芸術を意識的に創造し、定着させようとしたのは、
戦後初の民選知事である、金子正則元知事です。

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旧制丸亀中学の先輩である猪熊弦一郎の助言もあり、
日本を代表する建築家丹下健三の代表作となった香川県庁舎を建設。
これを端緒に、大江宏の香川県文化会館を始め、県立丸亀武道館、
その後の高校建築のスタンダードとなる県立丸亀高校を始めとする高校建築、
芦原義信による県立図書館(現アイパル香川)など、
気鋭の建築家を投与し、建築界に問題作を投げ掛けたのです。

1970年、香川にゆかりの建築家たちが、
香川県に恩返しをすることを思い立ち、
流政之の彫刻「またきまい」がつくられたのです。


わが師、山本忠司設計の「瀬戸内海歴史民族資料館」からほど近く、
遊歩道の途中の小さなスペースにこの彫刻は置かれています。

ひっそりと、しかし、もっとも瀬戸内海が美しく見える場所に。


そして、その彫刻の台には、墨壺(すみつぼ)や差金(さしがね)などの
大工道具が収められていると、山本忠司から聞きました。

そして、そこには、揶揄と賞賛を込めて「建築知事」「芸術知事」と呼ばれた、金子正則元知事の言葉が刻まれています。

「政治と芸術は一つのものである。
 ともに人の心を豊かにするために捧げられねばならない。」


やや、鬱蒼とした中に、小さく囲まれた特別な場所は、
この記憶をもっと知ってもらわなければならないと、
近年、作り替えられました。

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オリジナルじゃなきゃ、意味がないと思いますが、
そこに、確実に刻まれた、関わった人たちの熱量を
少しでも伝えられればと思います。

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