「蔵の師魂」
ぼくは、お酒が好きです。
自分の好みのお酒を探すのが好きで、特に自宅で飲むときなどは、
心底「うまいな~!」と飲むのが好きです。
自宅では、ビールの後に、芋焼酎を飲みますが、
量をあまり飲まないので、しっかり味わいながら飲みます。
至福の時です。
芋焼酎の中でも、好みがはっきりしています。
あっさりした白麹より、コクのある黒麹が好きです。
でも、芋特有の臭味がなく、スッキリとした飲み心地のものが好きです。
そして、出来れば、地元の人が日常的に飲んでいるものがよいです。
香川の人は、どんなにおいしくても1000円のうどんを、
日常的には食べませんし、それは、鹿児島でも同じことだと思うからです。
ですから、プレミアム価格のものなど論外ですし、
できれば千円台、二千円オーバーまで。
今、もっとも凄いと思うのは「蔵の師魂」です。
どこまでも透明な飲み心地で、しかし、深みがある味わい。
その個性をあまりに主張しないので、芋焼酎を飲み始めたころ、
薦められて飲みましたが、物足りなく感じ、その後しばらく口にしませんでした。
つまり、他のものとの「差異」がわからなかったのです。
強く主張せずとも、深く心に染み入ってくる音楽や芸術が好きですが
「蔵の師魂」はそんなお酒です。
自分の建築もそうありたいと思っています。
つくり手の真摯な仕事が、酒づくりへの深い哲学が伝わる、
そんな芋焼酎です。
Comments
私も蔵の師魂が大好きでこのブログに到達しました。
最近、ハマっているのが「姶良」という焼酎です。
鹿児島のカジキ商店等いう店でしか扱ってないのですが、
ネット販売もあります(検索してみてください)。
超オススメです。
蔵の師魂がお好きなら、一度ぜひ味わっていただきたいと思います。
Posted by: | 2011.11.12 20:04