GLOVE
先日、新居浜の「フクヤスポーツ」で購入した、娘のグラブが届きました。
「久保田スラッガー」のグラブは、購入後すぐに使えるように、使用する人の好みに合わせて、「湯もみ型付け」という作業をしてくれます。
ですが、その作業の腕前にはやはり差があり、新居浜の「鉄人」は、
文句なしに上手なのです。
「湯もみ型付け」は、まず土手の紐をほどき、捕球面と手のひら面の2枚の皮をフィットさせるグリースを調整し、お湯につけ、好みに合わせてかたちを整えながら、必要な部分を揉んだり叩いたりして、らやわらかくしていくのです。
どのようなかたちが好みかというのはポジションなどもあり千差万別ですが、
ポケット、つまり捕球面をどのようなかたちにするのかということに尽きます。
軟式用とソフトボール用は兼用なので、ソフトボール用にポケットを広くということと、ピッチャーをするということでお願いしました。
野手のグラブは、手のひらで球を掴むように捕るかたち、親指と小指がつくように、「U字型」にしますが、ほとんどのピッチャーは、投球の際にグラブをつぶすように力を入れるので、ジャンケンの「グー」のようになり、それにあわせて、親指と薬指が合うように型をつけます。
しかし、娘は基本的には野手だし、ぼくもピッチャーをしますが、上原投手のようにグラブはつぶさないので、野手用に型を直しました。
土手の紐は、通常/方向に閉じますが、よく開くように逆に閉じます。
そして、その上の「Slugger」の文字に掛かる横の紐は不要なので抜くのですが、投手の場合は型崩れを防ぐためにあってもよいとのことで、残してもらいました。
「鉄人」は、「久保田スラッガー」の最大の特徴は「軽い」ということで、ポケットにしかオイルを塗らず、「足らないくらいでちょうどいい」と言います。
ぼくは、退色と皮の保護のために全体に薄くオイルを塗り、特に痛みやすい指先とポケットのボールの擦れやすい場所にも塗ります。
もうひとつ「久保田スラッガー」のグラブの楽しみは、ラベルを自分好みのものに変えられることです。小学校の時に使っていたグラブのラベルは、シルバーのベースに水色のもので、西武の中島選手が使用していたものでしたが、中学生以上になると規則が厳しくなり、投手は、白やシルバーの色が入ったものは使えないので、迷った挙句、写真のラベルにしました。
イチロー選手は、グラブを大切にすることに関してこう言っています。
「野球が上手になるためには、道具を大切にすることです」
「手入れしたグラブで練習したことは、体に、かならず残ります。
記憶が体に残ってゆきます」
大好きな先輩達とプレーできるのも、残すところたった2ヵ月。
グラブと仲間を大切にして、思う存分いい思い出をつくってください!
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Comments
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