「THE BLUES BROTHERS」
一番好きな映画が何?と聞かれると、返答に困るけれど、
一番何度も見た映画は?と聞かれると、即答!
「THE BLUES BROTHERS」!
高校に入って、ビートルズやローリング・ストーンズから洋楽を聴き始め、
「ミュージックマガジン」をむさぼるように読み、
FMのエアチェックが時間割を合わせるよりも大切になった高2の春、
ロックの源である「ソウル」や「ブルース」の大物が大勢出てる
見逃してはならない映画がTVで放映されるという。
それが、「ブルース・ブラザーズ」!
踊れるデブのジョン・ベルーシとノッポのダン・エイクロイドのコンビが
繰り広げるハチャメチャで音楽満載のエンターテイメント娯楽映画。
何の知識も無くても誰でも楽しめます!
TVで放映されたものをVHSに録画し、モノラルでしたが、
何度も何度も観て、気に入ったセリフなどを弟と真似しあいました。
権利の問題なのか、オリジナル劇場版がビデオで販売されたのは
大学生になってから。
TV放映では大きくカットされていたので、これも何度も観ました。
娘が生まれてから、言葉が分からないうちに、もう毎日のように、
「アンパンマン」とヘビーローテーション!
ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、ジョン・リー・フッカー
レイ・チャールズ、キャブ・キャロウェイ、マット・ギター・マーフィー!
この映画を通して、彼らを知り、黒人音楽の世界へどっぷり入って行き、
社会的背景と音楽の持つ力など、本当の意味での音楽の魅力を知りました。
この映画の存在は、ぼくの価値観を形成する上で、
大きな出来事であったことは間違いありません。
それはひとえに、製作者のブルース・ソウルへの深いリスペクトと
膨大な熱量が、この映画に溢れているからに外なりません。
知れば知るほど、BGMはもちろん、小ネタ満載!
しかも、それらは必然を持ち、ウィットとペーソスを含んでいます。
先日、上京した際、ふとこの映画の話になり、
「THE REAL BLUES BROTHERS」の相方の弟が、
「一番好きなシーンは、ジョン・ベルーシが出所した最初の日、
ダン・エイクロイドの安宿に戻って、ルイ・ジョーダンの
“LET THE GOOD TIMES ROLL”の
レコードをかける場面!」。
ぼくも、この場面が大好きです!
「これから楽しくやろうぜ!」というこの曲は、
ぼくらに音楽の魅力を楽しもうぜ!と、投げ掛けている様でもあります。
娘が生まれて、初めて聴かせたのもこの曲。
感動・興奮・悲嘆・歓喜・記憶!
様々なものがいっぱい詰まっている映画です!
Comments
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Posted by: painters niantic ct | 2015.07.09 01:18