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2011.01.20

富士山

朝の寒さも厳しくて、空気が澄んでいたから、もしやと思っていました。

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座席は7A。
東京へ向かって、進行方向左側の窓際。

とても美しい富士山を見ることが出来ました。

14歳の時に読んだ、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。
おちこぼれだった竜馬が剣の道で非凡な才能をみせ、
剣を通して自信を深めていく。
さらに極めたいと江戸の千葉道場へと修行へ向かう際、
19歳の竜馬は初めて富士山を見ることとなり、こう語った。

「血の気の熱いころにこの風景をみて感じぬ人間は、
 どれほど才があっても、ろくなやつにはなるまい」

その言葉は、14歳のぼくの心に深く刻まれ、
自分が富士山を見ることとなった時、どう感じるのか、
期待と不安を持ち続けていました。

18歳。

受験のため上京する際、新幹線から初めて富士山を見ました。

網膜に焼きつくその姿は、心を揺さぶるものでした。

東京で生活を始めたぼくは、あらためて、おにぎり型の山が散在する、
香川の里山の風景を認識し、山が近くに無い関東平野の広大さを実感。

そんな中で、冬の何日か、大学の最寄の東小金井の駅の陸橋から、
遠くに見える富士山は、格別な美しさでした。

そんなことを思い起こしながら着陸態勢に入っても、
まだまだ富士山が近くにある。

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学校よりずっと富士山から遠いのに、
東京からこんなに大きく見える富士山は初めてでした。


何度見ても、雄大で美しいその姿は、
そして、見るたびに違った美しさを見せ、
内奥に刻まれるのです。


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Posted by: μονωτικά υλικά | 2015.03.05 02:08

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