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2010.09.27

男木島の記憶 焼失

昨夜、男木島で火災が発生し、ぼくの担当した
大岩オスカールさんの「大岩島」がある、旧公民館が焼失しました。

旧公民館への入り口のところの鉄工所が火元で、
旧公民館は焼け焦げた柱と梁が転がっているだけ。

しかし、旧公民館の上の「円(まどか)」の建物の外壁が
モルタル塗りであったことと、当時島から海へ
風が吹いていたこともあり、延焼が広がらなかったことが、
奇跡的だというのが、現地を見た感想です。

鉄工所の方は、残念ながら亡くなられたようですが、
集落全体が焼失したことも容易に想像できますので、
そうした大惨事にならなかったことが、不幸中の幸いです。

自分が担当した作品が焼失したことは残念でなりません。

しかし、それ以上に、この公民館は、映写機も備え、
島の人たちの記憶と深く結びついており、
そうした人々の記憶のシンボルを失ったことに心を痛めます。

芸術祭開催前から、島の繁栄のあかしであるこの公民館を何とか
島の人たちの憩いの場として再生できないかという相談を受けていた
その最中に、オスカールさんの作品の場として決定し、
そこに、オスカースさんが抱いた瀬戸内海の原風景をしたためた
今回の芸術祭を象徴する特別な場所=作品になっていたことを
改めて感じました。

男木島に、一日も早く平穏な日々が戻ることを願います。




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