« June 2010 | Main | August 2010 »

2010.07.30

瀬戸内国際芸術祭 弾丸ツアー!

7月19日、直島をはじめとする瀬戸内海の島々を会場に、
瀬戸内国際芸術祭2010がスタートしました。

犬島での維新派の公演を観に行くこととなり、夏休みになった娘と、
朝から芸術祭を堪能する、プランを実行!

Photo

女木島・男木島・豊島・犬島と、一気に4つの島を巡る、弾丸ツアー!


まず、女木島・男木島への船「めおん」は、朝8時ちょうどに高松港を出発。

芸術祭のスタッフもこの船で配置につきますが、準備もあるので、
ほとんど9時スタート。
それまでに観れるのは、女木島の洞窟の作品。
8時20分、島に到着。
バスで洞窟へ。

R0012871

R0012875

9時5分のバスで、折返し、福武ハウスの角で降ろしてもらう。
福武ハウスは映像作品が多いので、思ってるよりも時間が掛かります。
レアンドロ・エルリッヒの「見えないもの」は、
中庭に敷き詰められた白砂に、足跡だけが表れ消える。
「不在の存在」も、人間の視覚の特性をよく捉えている。
この島の作品は、無理なくすべてを見ることが出来る。

10時20分、男木島行きのフェリーに乗る。
10時40分、到着。
ジェウメ・プレンサがデザインした「男木島の魂」が出迎えてくれる。

腹が減ったとうるさい娘と、港すぐの「村上商店」。
タコめし、お好み焼きのタコ玉焼き、タコのてんぷら、とタコずくし!

R0012879

公民館を利用した、大岩オスカールさんの作品。
実施設計を、ぼくが担当しました。
驚くほどの低コストでしたが、何とかいい空間が出来ました。

R0012886

ちょうど、川島猛先生ご家族が来られ、娘が幼いころNYのアトリエで
お世話になった時の話しに、花が咲きました。

斜面に貼りついた集落は、立体迷路そのもので、
路地から家並みとあいまった瀬戸内海は、格別に美しい!

それを堪能できるのは、男木島が一番。

12:55分発の豊島行きに乗船、13:15着。
豊島は、大きな島で、シャトルバスがあるが、短時間で回ろうとしたら、
車がないと無理だとのこと。

色々あって、オープンが遅れてる、トビアス・レーベルガーの工事は、
宇野港の淀川テクニックの基礎と下地の工事をお願いした、
建築士会のメンバーで、ソフト・ボールチーム「アーキテクツ」の
メンバーである北原正敬さんと宮本博教さんの施工。
工事の追い込みのところ、宮本っちゃんが軽トラックで案内してくれました。

R0012910

「豊かな島」と名にあるだけ、それぞれの集落もいい佇まいで、
棚田の風景など、農村の牧歌的な部分と密集した濃度の高い集落と、
瀬戸内海が相まって、記憶に強く残る光景を見せてくれます。

R0012917

15:25犬島行きに乗船、15:50着。
まずは、妹島和世・柳幸典・長谷川祐子の4つの家プロジェクトを観て、
「精錬所」へ。
維新派の公演に合わせて、屋台が出てる。
維新派の武骨で壮大でシュールな設えと相まって、いい雰囲気。


R0012929

維新派の「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」は、
誰が観てもわかる、というお芝居ではなく、パフォーマンスに近い。
第2次世界大戦前後の、アジア各地での日本人の生活を題材にして
ストーリーは、展開する。

逐一、娘に「あれはどういう意味」と、聞かれるが、
抽象芸術と同じなので「自分がどう感じるか、それでいいよ」
としか、答えようがない。

朝型の雨がうそのようで、炎天下となり、汗だくになり、
犬島で、舞台を観る前に、お風呂に入れたら最高でしたが、
チャーター船で、高松に23時過ぎに戻り、弾丸ツアーが終了!

さすがに疲れました(笑)。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

2010.07.28

Photo

今日は、自分が所属する野球チームの早朝野球の決勝戦。

4時20分に起きて、お風呂に入ってからだを温め、
ストレッチしてから球場へ。

球場に近づくと、朝日に照らされた空が美しい。

試合は4-0で勝ち、優勝!

取急ぎ、ご報告です。

瀬戸内国際芸術祭のことなど、少し落ち着きましたので、
徐々にUPしたいと思います!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2010 | Main | August 2010 »