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2010.06.09

犬島アートプロジェクト「精錬所」

しばらく振りの更新です!

7月19日から始まる「瀬戸内国際芸術祭」が間近に迫り、
関わっているプロジェクトが具体的に一斉に動き始め、
また、これから工事に掛かるプロジェクトの準備も重なり、
更新する時間的な余裕がありませんでした。

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このあたりは、また機会を改めてご報告します。

先週末、親友Iさんが久々の来高。

金曜の夜は、勤務先の四国支店の懐かしい面々と共に食事をし、
土曜は犬島に行きたいと。

ベネッセの福武美術館財団の担当で、日曜は直島で

安藤忠雄設計の李禹煥(リー・ウーファン)の美術館の竣工式典に出席。

一昨年、竣工の犬島の美術館にまだ行ってないとのこと。

実は、ぼくも恥ずかしながら未見。

設計した三分一博志(さんぶいち ひろし)さんは、数年前に
同世代の建築家として建築士会の講演会でお招きし、
その際に、ちょうど今回のプロジェクトのオファーを受けて、
色々と模索中で、その中で石のことを知りたいとのことで、
イサム・ノグチ庭園美術館の和泉正敏さんのところに
案内したりしたのにもかかわらず(汗)。

公共交通機関だと不便だし時間ばかりかかるので、

宝伝港まで車で行くことに。

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朝、連絡があり、「モーニングうどんしてから行きませんか」と。
久々に、「がもう」に行きたいと。

最近、ETC千円で、すごいらしいよと言いながら、
8時30分の開店5分後に到着も、50mの行列!

即あきらめ、「彦江」へ。
駐車場へ到着も、車は数台。
えー感じやと、店に向かうと何と臨時休業!

まさにうどん難民!

余裕だと思ってた時間もなくなってきた!
そこで「兵郷」へ。
知る人ぞ知る、なかなかの穴場。
さすがに行列はない!
久しぶりの来店だったが香川のレベルの高さを実感できる出来でした。

そこから岡山は宝伝港へ。
フェリーの時間にもちょうどよく到着し、目と鼻の先の犬島へ。

銅を精錬する際に出る不純物を鋳型に流しできたブリックは、
金属の持つ独特の風合いで、それでつくられた精錬所の遺構は大迫力!
圧巻でした。

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アートワークの柳幸典さんの作品は痛快でウィットに富み、好きです。
直島の部屋の角を中心に4分の1の扇型に並べられたウルトラマンの
多数の人形が壁の鏡に写り、ひとつの円に見える作品は、
日本の虚像のように見えますが、ここでも、三島由紀夫をモチーフに
アイロニカルな空間を生み出しています。
特に、小さな部屋の両側に三島邸で使われていた襖がある作品。
プロジェクターから互いに発せられた赤い光が、弱く襖の表面に映る。
その襖をあけると鏡があり、向かい合わせの鏡に果てしなく映る
赤い光は、三島の小説の件で、おどろおどろしい空間を生み出す。

島では、瀬戸内国際芸術祭に向けて、妹島和世による
4つの家プロジェクトが進行中で、それも見てきました。

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まち並みがやさしく、どの家も人の手が行きとどいていて、
瀬戸内海の島々の美しさとゆったりとした時間を堪能しました。

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