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2009.04.09

高松ファイブアローズ 青木ヘッドコーチ

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昨日、高校時代からの友人と食事に行った。
焼き肉を食べに行こうという。

「シージャン」というぼくは初めての店。
いつもは、ぼくが注文するのだが、「ハラミ2人前タレと壷漬け」と頼み、
後は、好きなものを注文しろと。
ぼくは、焼き肉といえばハラミ。
だから、それで十分なのだが、ナムルなど野菜を頼む。

聞けば、この店のオーナーは「屠畜場(とちくじょう)」の経営者だとか。
そんな言葉は初めて聞いたので、意味が分からず何度か聞き返したが、
家畜を精肉として出荷しているのだとか。

だから、肉が旨いと。

そういえば、友人は家業の質屋を昨年継いだのだが、
獣医の資格を持ち、県庁で畜産に関わってきた人間だ。
通常、腸は、切り開いたものを食べるが、元々は管状のもの、
その裏表をひっくり返して、彼曰く、「粘膜を外側に」漬け込んだのが、
「壷漬け」で、とても甘みがあり、美味でした。

肉も奥が深い!

その後、同じ高校の友人が営むスナックへ。

3人で、話していると、しばらくして、
ひとりで現れた客がカウンターの隣に座る。

聞けば、高松ファイブアローズの監督らしい。
店の友人は、チームの熱烈なファンらしく、
でも、まったく媚びるところがない、だから来やすいのだろう。
友人もこの店で一緒になったことがあるらしい。

まあ、そんなことは気にせず、バスケの話しをしたり、
愛知県岡崎市出身だとかで、名古屋の八丁味噌文化について話したり、
普通に世間話を楽しみました。

仕事柄、ファイブアローズに関わっている人も多いし、
広報の方とお話ししたり、そういえば、NBA好きのNYの義理の兄の所に
ファイブアローズの選手が行ったとか言ってたけど、

あまり関心がありませんでした。

でも、すごく人間的に気さくで、
でも、その道のエキスパートだけが持っている
ニオイのようなものも感じられました。

ぼくは、野球が大好きですが、その他のスポーツが嫌いなわけでは決してなく、
こう言っては何ですが、球技は何でも得意な方でしたし、
足は特別早い方ではありませんでしたが、ドリブルしながら
ポールをスラローム状に走りタイムを競う「ジグザグドリブル」は、
学校で一番速かったのは、誰にも言いませんでしたが、自慢でした。

小学校の時、夏を過ぎると野球が終わり、ちょうど結成された
ミニバスケットボールチームに入り、いきなり市の大会で優勝しました。

大学時代は、マイケル・ジョーダン全盛期で、よく見てました。
義理の兄に勧められて読んだ「スラム・ダンク」は何度も読み返しました。

そういえば、チーム結成以来、周囲の知人・友人が
結構観戦に行き、「面白い!」と聞く。

青木ヘッドのバスケを見てみたくなった。

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2009.04.07

遠い春

冬場の体幹や股関節、そして、動体視力と俊敏性の強化、
そしてバットの振込が功を奏したのか、バットがしっかり振れ、
投げる球にも威力が出てきた子供たち。

練習試合では、強豪相手にも堂々たる戦いぶりで、
実力を確実に付けているのが肌身に伝わる。

しかし、何故か公式戦の勝ちに恵まれない。

NHK杯では、エース イッキの調整を誤り、初回猛打爆発で5点を奪うも、
3回を11四球の乱調で、試合の流れをつかめず追いつかれ、
4点を突き放すも、ここのところ安定した投球を見せている
リリーフ ユウキが大誤算の5連続四球で2点差。
続くヒロキが大ピンチで何とか踏ん張ったが同点にされ、判定戦へ。
これも4-4の同点。抽選で惜敗。

しかし、これだけ乱調だと、まだあきらめもつく。

満を持して、学童大会高松市予選。

好投手を擁する木太南ファイターズ。
160cmを超える上背から投げおろす速球は威力十分。

初回、制球が万全とはいかないが、0点に凌ぐ。

その裏、ジャガーズらしいバントと足を絡めて相手の立ち上がりを揺さぶり
5点を先制!

その後、先発エース イッキは1点を取られるも、何とか踏ん張る。
相手も、簡単には点をくれない。

時間的に、ラストイニングとなる5回裏を5-1の4点差でむかえる。
ここまでの調子なら、2・3点与えても逃げ切れる得点差。
一塁線、ピッチャー前に上がった小飛球、普段、打球にたいする反応が
決していい方ではないイッキが、猛ダッシュでダイビング!
グラブに当てるも、惜しくも捕れず、ランナーを出す。
見逃せばファールだが、積極的なプレーは致し方ない。

このプレーで、膝を打ったようだ。
本人は大丈夫だと。
後から聞くと、かなり痛かったらしい。
代えられたくない、まだ投げたいという気持ちは大切。
しかし、ゆっくり時間を取ってもよかった場面。

それまで球数が多かったこともあってか、その後、抑えがきかなくなる。
ここは乗り越えさせたい場面。
四球と安打で2点差と迫られ、2死2・3塁から
エンタイトル・ツーベースを浴びまさかの同点。
ここで、ヒロキに交代。
打ち取った当たりの力のない打球がセンター前に落ち逆転を許す。
しかし、次打者を三振に取り、反撃を待つ。

俊足を生かすため、左打ちに転向して1年余り、

ようやくバットも鋭く振れ始めたキャプテン トモから。
最初の頃、俊足を生かすためにセーフティー・バントのサインが多く、
打ちたいので、嫌々やっていたようだが、WBCの影響か、
それも世界に通用する技術なのだと分かり、練習も積極的に試み、
かなり精度が上がり、最初の打席でも3塁側に完璧に決めた。
ここは、意表をついて、1塁側に決めたいところ。
注文通りの完璧なバントで出塁。
これまですべての盗塁が成功。

ここは2盗後、俊足でセーフティー・バントの得意なマサで、
同点を狙いたいところ。
初球、スタート。キャッチャーはピッチド・アウト。
これまでそれていた送球が初めてドンピシャでアウト。

続くマサの完璧なセーフティー・バントも、三塁手の好守で惜しくもアウト。
未完の大器イッシーを送るも試合終了。

これまで、長く野球にかかわってきて、数えきれない数の試合を見てきたが、
こんなドラマが、敗者の立場として降りかかるとは。

お彼岸に試合のため、母の墓参りに行けてなかったので、
朝、墓掃除をし、ほんとはいけないこととは知りつつ、
何とか勝たして欲しいとお願いしたが叶わず。

決して、目の前の試合に勝つことだけが目的ではないと思っている。
卒業しても野球を続けるための基本的な動きや考え方を身につけさせたいと思っている。
しかし、公式戦に勝つという達成感は当たり前だが経験させてやりたい。

野球の神様は、どこまで厳しい試練を与えるのか。

学校に帰ると、娘や監督の子が所属するジュニア・チームは、
今日も勝ってベスト4を決め、練習中。

校庭の満開の桜も、心なしか寂しく映る。

運を呼び込むほどの力をつけ、もっと強い気持ちを持てということだと思う。
がんばるための糧や悔しい経験は、誰よりももらった。

確実に力をつけている子供たちのためにはもちろん、

そして、わが子を置いて、チームのために尽くしてくれている監督のためにも
何とか勝ちたかった。

もうそこにあるのはずなのに、儚くもまだ遠い春はいつ来るのか。

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2009.04.02

4月1日

新しい年度の始まりの日。

当事務所にも新しいスタッフが加わり、少しだけ普段と違った空気。

来年開催の瀬戸内国際芸術祭にやっと本業でかかわれそうです。
全体をプロデュースしている北川フラムさんから、10時に市役所に
来てほしいとのことで出掛けたら、今日から働く新人さんが大移動していたり、
部署を移動した人たちなどで、何だか慌ただしい空気。

午後は、これまで1年余り準備を進めてきた、5月末に開催される
青年・女性建築士の集い 中四国ブロック大会 香川大会の
ポスターやパンフレットの構成の打合せ。
デザインの考え方や、スケジュールの確認。

夕方からは、娘の所属する太田ジャガーズの練習。
シーズン真っただ中で、今週末からは学童大会の高松市の予選が始まる。
1点を争う試合になると大切なのが走塁とそれに対応する守備!
これは、ランナーコーチは勿論、選手全員で注意事項の確認、指示、
そして、からだで覚える。

その後、在籍しているものの、土日の試合は全く参加できないので、

ナイターと早朝だけ参加している野球チームの試合。
今期、初参加。
強い風の中、あまり動かない人は凍えそうになりながらの試合。
寒いせいか、野手の動きが悪く、送球ミスなどから点の取り合い。
6-5で惜敗。

その後、メンバーたちと遅い食事へ。
車中、北朝鮮の動向についてのニュースが流れる。

行きつけの居酒屋へ到着したとき、娘からメールが。
「父さんテポドンが落ちたよ 深音(みお)」
居合わせたメンバーに伝えると皆驚く!

慌てて娘に電話し、「どこに落ちた?」と聞くと
「うしゃしゃしゃしゃ!エイプリール・フール!」

ウソをついてもよいのは、午前中だけだそうですよ。

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