卒団式
昨日は、娘の所属する「太田ジャガーズ」の卒団式。
引退する6年生の送別会。
今年は、たったふたり。
新チームを結成時に、ヘッド・コーチに就任し、
一年余、ともにしたことになります。
ふたりともからだは大きいが、性格は外見的には正反対。
川口は、おとぼけキャラというか、いじられキャラというか、
とにかくしゃべってるので、誤解も招く。
基本的には照れくさいのだと思うが、余計なこともついつい口にしてしまう。
なのに、傍目よりも緊張するタイプで、舞い上がる。
練習でも、落ち着いて打席に立てた時は、いい当たりが飛ぶ。
しかし、なかなかそういう状況をつくれない。
守備にしても、走塁にしても同じ。
しかし、憎めない彼のキャラで救われたことしばし。
キャプテンの久保は、基本的には優等生で、おとなしい。
とても器用ではないタイプだが、コツコツとできることを確実に増やしてきた。
ピッチャーを始めた当初は、カウントを悪くすると焦り、
走者が出ると焦り、打球が飛んでくると焦る。
だが、状況に応じた精神状態を自分でコントロールできるように徐々になっていった。
制球が定まらないことに不安を感じているようだったので、
朝、30分走ることを勧めたら、走り始めた。
目標に向かって地道に努力するタイプである。
一昨日、そして今日も、秋らしい晴天。
しかし、昨日の日中は、ウソのような曇天。
降水確率は、日が近づくにつれどんどん上がり、80%!
久保チームと川口チームに分かれての壮行試合。
6年生はこの時期、どんどんからだが大きくなる。
久々の久保の球は、驚くほど速くなっていた。
春まで一緒にプレーしていた捕手 航大もビックリ!
川口チームの先発はマウンドに立つのも初めて?の川口!
在校生も十分に楽しんでいる様子だったが、雨が激しくなってきた!
3回で終了!
びしょ濡れの子供たちはいったん帰って着替えてから体育館に集合。
三々五々、集まりドッチボールに興じる子供たち。
野球での動きと違い、意外な子がリーダーシップを発揮し、
また、野球は上手なのに、ドッチボールは苦手な子もいて、
普段目にすることのない意外な動きが新鮮でした。
ホームラン競争などのアトラクションの後、最後のお別れ。
キャプテン久保が、これまでを振り返り、あいさつ。
思い出や感謝の意とともに、キャプテンとして、
もっと積極的にチームを引っ張ることが出来たのではないかと。
新キャプテン トモが、ふたりに感謝の気持ちとともにことばを贈る。
自ら志願してキャプテンに立候補したトモだが、
こちらが捉えている以上に、キャプテンの責務を重く感じていたようで、
その重責を受け継ぐ決意を、涙を添えて述べた。
みんながその思いを受け止め、そして、それを忘れることなく、
来年の卒団式を迎えるまで、一緒にやっていければいいなと、
改めて感じました。
この一年間、しっかりと各人がレベルアップしてきたという実感はあるけれど、
公式戦での結果が伴わず、悔しい思いをしてきたと思う。
基本的にはまじめなふたり。
だから、失敗するのが当たり前、
そして、自らが望めば何度でも繰り返してトライすることのできる
野球というスポーツを続けることによって、学ぶことは多いと思います。
大好きな野球を、あきらめることなく、
続けてほしいと思います。
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