« 味噌煮込みうどん | Main | しっぽく »

2008.10.15

発露

新チームになっての最初の公式戦、新人戦の相手は大野レッドホークス。

先発は、この夏にショートから投手にコンバートし、
強打中央イーグルスも抑えた、キャプテン トモ。
彼は、キャプテンのつける10番に相当な思い入れがあるようで、
キャプテンに立候補し、「1番は要らない。10番を下さい」と。

大野レッドホークスは、非常に鍛えられたよいチーム。
しかし、我が太田ジャガーズも、相当鍛えてきた。

2回、マサキの右中間への長打から2点を先制!

トモは、1・2回をパーフェクトに抑える最高の立ち上がり。
自分で考え、緩急をつけ、打者は打ちにくいはず。
3回、レッドホークスは、先頭打者に早くも代打。
背の小さな選手。
バントの構えから揺さぶられ、結果、四球。
また四球、そこからミスも絡み、
1点を取られ、なおも満塁の場面で、監督はマウンドへ行き、
選手たちを落ち着かせ、対応を指示。

直後、三塁手マサキのやや後方への高いバウンドのゴロ、
本塁送球を躊躇し、そこでどこへも送球できなかった。

結果、一挙に7点を献上。

しかし、5点はワンチャンス。
3点を取り、追い上げるも、またしても点を取られ、
11対5で最後の攻撃へ。

1点を返し、満塁の場面で、1番ユウキ。
打撃には並々ならぬこだわりを持つ彼は、
イチローのようなボテボテのヒットはいらない、
福留のようにホームランも打てる打者になりたい、と。
イメージは、左中間への強いライナー。

この場面で、イメージ通りの打球が飛んだ!
彼は、自称「チーム一の俊足」。
間違いなくホームラン。
1点差に迫り、次打者のトモに、初球のセーフティーバントがあるぞと、
心構えを伝えようとした瞬間、塁審がVサイン!
なんと、打球が外野のネットの下をくぐり抜け、エンタイトル・ツーベース!

結局、11-8で敗戦。

技術的には、遜色なかった。

では、何が勝敗の差を生んだのか。

選手は、教えたことを真面目に学び、実践しようとする。
だが、間違えずに振付を覚え、間違えずに踊ろうとする踊りで、
見る人の魂を揺さぶることなどできない。
その証拠に、間違えた途端に狼狽し、崩れる。
自らの生き方、野球に対する情熱を、勝ちたいという気持ちを投影できなくては、
強く自分を発露しなくては、チームは一つにならないし、勝てない!

マサキが真っ白になったとき、誰かが、命がけで声を出し、
助けるのが野球だ!

野球は、失敗のスポーツだ!
だから、ミスを犯したとき、チャンスで打てなかったとき、
みんなにすまないという気持ちと、自分自身に対する悔しさが欲しい。

そして、それはみんなで受け入れ、共有するものだ。

同じ日、ジュニアチームは、初戦の相手、
優勝候補の強敵太田南オークスを8-5で打ち倒す!
凄い!彼らのハートは強い!

翌日の2回戦は、初戦を22-0で勝ち上がってきた多肥ハリケーンjr。
少し時間があったので、ジュニアチーム結成以来初めての試合観戦。

初回、3点先取。
その裏、2人を簡単に打ち取るも、打ち取った当たりを、
きっちりとアウトにできず、2点を奪われる。
しかし、2回、波状攻撃、猛攻が止まらない!
途中で、場を離れたが、終わってみれば24-2で圧勝!

猛打炸裂!
ベスト4、一番乗り!
みんな、相当バットを振り込んでいるのがわかる。
気持ちが打球に乗り、発露していた!

野球というスポーツは、補い合い、助けあえる、だから素晴らしい。
まずは、個々人が惜しみない努力をし、
そこで培われた力を持ち寄って、試合で発露させる。

ピンチにこそ声を掛け合う、
そんな強い気持ちが発露する選手になろうな。

|

« 味噌煮込みうどん | Main | しっぽく »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 発露:

« 味噌煮込みうどん | Main | しっぽく »