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2008.09.23

自分を信じる力

6年生にとっては最後の公式戦になるOHK大会。
日曜の試合が雨で流れ、今日に。
勝てば続けて2回戦。

初戦は、格下の相手。2回戦は、実力伯仲というところか。
仕事の都合で、2回戦の開始時間に間に合うように徳島を出た。
結果、6-5で惜敗。

試合後の5年生だけの新生シニアチームの練習から合流。
12名全員、相手はピッチャーを除けば、たいしたことがなかった、
勝てない相手ではない、と。

そして、勝っているのになんとなく不安な流れのまま試合が進み、
小さなミスから逆転を許したと。

野球というスポーツには、「試合の流れ」というものが存在する。

バントや走塁、守備におけるイージーミスやボーンヘッドは流れを大きく変える。
ピンチの場面で守り、チャンスに打つと、流れを呼び込める。
また、なんでもないゴロを普通にさばくことで小さな変化を生むこともある。
タイムを取ることが有効な場合もある。

そして、それ以上に、気迫に満ちたプレーをすることが流れを引き寄せる。

ヒットを打てなくたっていい!
食らいつき、粘り、執念を相手に感じさせる!
ベンチからでも可能だ。
大きな、伝わる、気迫を込めた声を出し、鼓舞し、奮い立たせ、プレーを補う。
誰もが、流れを呼び込む可能性をいつだって持っている。

しかし、太田ジャガーズの子供たちは、これができない。

流れに身を任せてしまい、「自分がこの流れを絶対に変えてやる」という
強い気持ちが欠けている。
自分を信じ、「絶対に勝つ」という強い気持ちがなければ、勝てない。

日々、自分を高める努力を続けること。
悔しかった場面を思い返し、あんな思いはもう嫌だと、
ひたすらにバットを振る。

ひたむきな努力は、自分を信じる力を養う。

みんなが自分を信じ、仲間を信じ、一つひとつのプレーに、考え、決断し、責任を持つ、
そんなチームになるといい。





ジュニアチームは、川島ジュニアキングと試合。
5年生チームと4年生以下のチームと。

何とかしないと本気でヤバイとようやく気付いた娘は、
毎日、素振り100回を目標にし、どうやら続いていたようだ。
素振りもしっかりできない子を、バッティングセンターにつれていくと、
当てようという意識が強くなりすぎて、変なフォームが身に付くことがわかったので、
まず、しっかり素振りをしようと話したことを、実践していたようだ。

4年生以下のチームとの試合、最初の打席で、センター前にクリーンヒット。
第二打席では、3塁線への痛烈な(本人談)打球を放つが、惜しくもファール。
その後、四球。

どうやら、結果がすぐに出たようだ。

何が違ったのか聞いてみた。

自分なりに努力したせいか、打席で、「打てなかったらどうしよう」という不安が消えたようだ。

結果が大切なのではなく、そこに至る過程が大切。
もっともっと、自分を信じる力を身につけてほしい。

そうすれば、もっともっと野球の面白さがわかる。

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2008.09.19

42歳

ここ2・3年は、建設中のプロジェクト4~5件、
計画中のプロジェクト4~6件と、
常時10前後のプロジェクトが動いています。
ありがたいことに、途切れずに仕事の依頼があります。

近年は、ぼくの仕事を十分にわかった上で依頼していただく人がほとんどなので、
建築がつくられていくよろこびを共有しながら仕事ができています。
ただ、昨今の建設物価の高騰により、予算の中で可能なことを見極めるのが、
クライアント共に、産みの苦しみになっています。

仕事以外の活動としては、
一昨年までは所属していた高松青年会議所や、
高松まちづくり協議会、まちラボなどの継続的な活動が何かしらあり、
昨年は、青年会議所の新人卒業生として、会の運営のお手伝い。
今年からは、まったくの客人。

今年は、これまで地道に輪を広げてきた建築士会の活動がメイン。
建築士の資格は、ある機能と性能を持った安全な建物を設計する資格。
実際には、設計者だけでなく、建設に携わる様々な分野の方が資格を持ち、
建築士会に所属している。
高松支部の青年部会、ぼくが参加し始めたころは4人程度だったメンバーを
12人にまで広げ、活動も活発になってきた。

来年は、中四国ブロックの青年・女性建築士が香川で開催され、
ぼくが、実行委員長を務めることになりました。
香川の建築の魅力を伝えることを通して、建築の可能性を、
建築士のみならず、香川の人たちに伝えたいと思っています。

あとは、度々話題に上りますが、野球。
娘が入団したことでシニアチームのヘッドコーチを務める「太田ジャガーズ」。
仕事で参加できないことも多いのですが、野球という素晴らしいスポーツを通して、
子供たちの成長をしっかりと見守りたい!

中学の同級生で、健康維持のためにつくった、ソフトボールチーム「SOX」。
少年野球のスケジュールと仕事の都合で、日曜の朝練になかなか参加できませんが、
飲み会だけは皆勤賞で行きたいと思います!

建築士会の野球好きメンバーでつくった、地元のナイターリーグに参加する、
ソフトボールチーム「アーキテクツ」。
真剣で、でも和やかで、いいチーム!怪我しないようにがんばりましょう!

年に一度の全国大会が近づくと集まる青年会議所の野球チーム。
体重過多で、動けないものも多いが、かなりの凄腕野球経験者集団は、
ここぞという時に
驚くほどのキレで、往年の動きを見せてくれる。
そんな中でやらせてもらっていることを幸せに思います!

42歳を迎えるにあたり、自分の好きなように時間を使わせてもらっていることを
幸せに思います。

しかし、生きているという価値のすべては、
最終的に自分の中にある価値を持つ「建築」を生み出すということに帰結しなければ、
意味を失うものであることをしっかりと抱きながら、
建築家としての人生を全うしたいと思います。

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2008.09.12

明日は松山

今朝は、5時30分起床。

老人化しているので、朝はどんどん速くなる傾向だが、今日は定時。

水分を採り、新聞を読んで、ストレッチと体操。

その後、ジョグへ。

ここのところ、右の腰の状態が悪く、太股裏も走るとピリッと来るので、

ダッシュが出来ていない。

来月は、全国大会があるので、様子を見ながらダッシュも混ぜて30分。

体をほぐすのも兼ねて、素振りを5分ほど。

今日は、娘と朝食を食べてから、7時に家を出る。

竣工間近のN邸。

昨日、足場が取れた。

仕上げ工事が急ピッチで進む。

だから、手直しなどの指示は早い方がいい。

昼間は、職人さんが込み合うので、誰もいない早朝に見るのがいい。

南面の視線を遮りながらも、光を取り込むルーバーもいい感じだ。

 

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Yクリニック。

建築確認申請の構造適合判断に掛ったため、着工が遅れ、

超突貫で工事が進む。

オープンまで後、一か月。

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出社後、メールチェック。

8時45分、スタッフと打ち合わせ。

友人O邸の変更項目の確認。

ASJ徳島スタジオのY邸、サッシュ図の確認と指示。

検討箇所の確認。

設定地盤の考え方の確認。

ASJ松阪スタジオのH邸の見積りの確認。

O邸の考え方を指示。

ASJ徳島北スタジオ I邸の考え方を指示。

屋島のS邸へ。

大きな平屋の住宅。

光を取り込むいくつかの中庭を囲う迷路のような住宅。

職人さん同士のコミュニケーションもスムース。

仕事がよい。

 

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多度津のF邸へ。

竣工間近。

現場が、きちんと片付いている。

そういう現場は、概して仕事がよい。

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明日からの3連休は、ASJ松山中央スタジオのイベント。

イベントの際は、高松以外は泊まります。

初日の夜には、スタジオの方々と懇親会があり、

そのまちのうまいものを食べ、スタジオの方と文字通り懇親を深め、

また、同業の建築家の方々との会話の中から刺激をもらう。

翌日、イベント開始は11時。

深酒をしても、朝ゆっくり寝られる。

そして、知らないまちを走るのは楽しい。

実は、こうしたゆったりとした時間の使い方は、こんな時にしかできない。

やはり、高松だと仕事の気になるところがあると、

現場へ、事務所へとからだが向かう。

イベントで、心とからだをリフレッシュしてきます!

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2008.09.11

シャボン玉

あまりに散らかった部屋の片づけを命じられた娘が、
しばらくは、渋々片づけをしていたかと思うと、
小さい頃使ってたシャボン玉を持ち出してきた。
夕暮れ時だったので、シャボン玉がキラキラして「ぜんぶ虹色!」。

 

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写真を撮っていると、

「カメラ貸して!夕日がめっちゃきれいやけん、撮りたい!」。

 

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それより、片づけは?

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2008.09.07

男の涙

近頃の男の子は、よく泣く。
試合に負けそうな時点で泣き、
チャンスに打てなくては泣き、
足が痛いといっては泣く。

男は人前で涙を見せるなと言われて育ったぼくには、
ちょっと泣きすぎでしょ?となるが、
本人たちはどう思ってるいのでしょうね。

2死満塁、一打逆転の場面。
俊足を生かすために左打ちに変えて1年。
苦手の外角の球を空振りの三振。
泣きながらベンチに帰ってきた。

しばらくして、今までにない力強い打球が飛ぶようになった。
聞いてみると、今まで1日50回だった素振りを、
150回にしたという。

昨日の試合では初めての1試合2安打。しかも、打点つき。
まだまだうまくなる。
しっかり、バットを振ってください。

こと野球に関しては自信を持っている4年生の男の子。
体格もよく、速い球を投げ、大きな当たりを打ち、
ジュニアチームのキャプテンを務めている。
体格差がそのまま打球の飛びと力に直結する少年野球。
からだの大きな子が多い5年生チームと対戦。
抑えようと、力みからかストライクが入らずランナーをため、
ストライクを置きに行ったところを打たれ、
19点取られて大敗。

どんなに叱られても泣かない彼が、
よほど悔しかったのか、家に帰って大泣きしたようだ。

悔し涙。

この気持ちをずっと忘れずに一生懸命に練習し、
いつか見返してやればいい!

がんばれ!

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2008.09.01

瀬戸内の波際

夏休み最後の日曜。

6年生にとっては最後の大きな大会 秋季大会。
初戦の相手は、高校の同級生が監督を務める「下笠居五色台クラブ」。
またもや判定戦で敗退。
練習では確実に出来ていることが、緊張を伴うせいか、試合では成果が出ない。
自分を信じられる、確かな技術と強い気持ちを持たせてやらなくては。

練習では、新しい可能性が、希望の光が見えた!
何とか勝たしてやりたい!

練習の後、サンポートへ。
JCの後輩たちが奔走した大きなイベントは撤収。
その絡みのイベントへ。
 
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まずは、腹ごしらえと海際のカフェへ。
本当に神々しいまでに美しい夕景が、刻々と変化するさまを見ながら
スペインのバルのアンティパストとビール。
 
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四国の玄関だった高松のなごり。
老朽化を理由に使用されなくなって久しい県営桟橋。
新しく素晴らしい建築でも敵わないこと。
それは「記憶」。
 
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眼前に行きかう船を眺める抜群のロケーション、
これまでに様々な人がさまざまなかたちで使用を求めたがかなわず。
今回、入口に作品を映写するというイベントにこぎつけた。
映し出される作品は、NYの義理の兄の作品。
スラム・ダンクから全盛期のブルズ。
渡米して、NBAにハマる。
それが高じて、ブログに自作を。
http://www.hoopnba.exblog.jp

それを望む、友人のカフェに。
移動中、県の芸術好きの変わり者(失礼!)Iさんと
小豆島の極うまそうめんの製造者Tくんとばったり!
初対面のふたりは2010年に開催される瀬戸内芸術祭で、
小豆島をどう活用するかで盛り上がる。

じいちゃんも誘って家族で出かけたが、
たくさんの知人とも会い、最近出不精気味だったが、
高松はコンパクトで人がすぐにつながり本当にいいなと実感。
いい夏の締めくくりとなりました。

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