惜敗
香川県少年軟式野球選手権大会が始まりました。
6年生にとっては、最後の大きな大会。
県営球場での開会式を終え、移動し一回戦。
俊敏な行動や、自分で判断することが苦手な子供たちは、
試合に入り込むのに時間がかかる。
忙しなくウォーミングアップとキャッチボール、そして試合開始。
初回、なんとなく試合が始まり、イージーミスから失点。
その後、ピンチもしのぐが、チャンスをものにできず、膠着状態。
6回の裏、ふたりしかいない6年生カワグチがセンター前ヒット。
ケガでベンチにいたトモが代走。
相手の隙を突く好走塁で同点に!
なおも攻める。巨砲金ちゃん、気迫で粘るが三振!
あと一本が出ず、7回終了後同点。
ノーアウト満塁からの得点を競う、判定戦へ。
相手は、初球からスクイズ。
処理をもたつく間に2点を献上。
さらに、スクイズで加点され、3点を奪われる。
ジャガーズは、まだ、バットの振れないトモから。
ここは確実に点差を縮めたい場面。
バントのうまいヒロキを代打に。
初球、スクイズ。
空振り。
三塁ランナー雅樹挟まれるも、送球がそれなんとかセーフ。
2球目スクイズ。
空振り。。。。
そのまま、点を奪えず惜敗。
ロースコアでの接戦の試合運びができるようになってきたのは成長の証。
だが、簡単に勝たせてくれない。
普段、簡単に捕って、簡単に投げる、簡単にバントする。
これは、緊迫した展開の中で出来てこそ実力。
そういった場面で臆さず、自分を信じること。
自分が自分を信じることができるだけの練習を積んでいれば、
迷いや不安は消え、自信が持てる。
バットを振り、ボールを投げ、掻いた汗の量だけ信じる力が付く。
試合での何気ない一つのプレーが勝敗を分けることを感じたことだろう。
「ローマは一日にしてならず」
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