house mo
一昨年11月、ASJ松山中央スタジオがオープンした。
そのオープニングイベントに来場されたのが今回のクライアント。
すぐさま指名していただき、翌日、早速敷地に行き、計画がスタート。
住むのは、奥さんとふたりのお子さん。
おおらかで、表現は悪いかもしれないが、ちょっとかわってる
大変ユニークな奥さん。
車には、生首やうんこの乗ったキューピーちゃん始め、奇妙な物体がずらり。
打ち合わせには、そのお母さんとお姉さんが同席。
ざっくばらんで楽しい打ち合わせだったが、
所謂、住宅らしさというものに全く固執しない、
しかし、自由で奔放な空間の明確なイメージを持っておられた。
建築に対する好みがはっきりしているし、明確に空間をイメージできるので、
こちらが気にしているところなどに鋭く反応する。
数回目の打ち合わせの際、ぼくが部類のタコ好きだと言うと、
驚いた顔で「なんでもっと早く言ってくれなかったの」と。
実家は、愛媛の沖の中島で、タコの仲買をしていて、
ここのタコが明石のタコとして売られているとのこと。
そして、その席で、奥さんが筑波大学の出身だと判明し、
失礼だとは思ったが、あまりのギャップに、マネージャーの小西さんと素直に驚いた。
翌日、早速タコを送っていただいた。
身がしっかり詰まっていて、味も濃厚。うまい。
新居移転に伴い(?)、島で獲れるサザエを販売することになった。
時価だが、今は、1kg 1,200円(送料別)くらいと非常にお得!
問合せは、「鮮魚山本」090-8857-3002
白い、住宅らしからぬ物体。
間仕切りが極端に少なく、光にあふれ、
子供たちと合宿に近い住み方ができる、
この家族ならではの、ユニークな空間になったのではないかと思う。
The comments to this entry are closed.
Comments