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2008.03.26

「松坂大輔vs志村けん」

昨日、ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手が日本での開幕戦に登板。

太田ジャガーズの子供たちのあいだでも松坂大輔は人気があり、

ナイキの松坂モデルを使っている子はたくさんいます。

試合の流れや、選手の動きが少しずつ分かり始めた子供たちは、

野球シーズンの到来を待遠しく思い、レッド・ソックスの来日も、

松坂大輔の登板も楽しみなよう。

娘は、野球の練習は楽しいようだし、練習中にさぼろうとか、

そういったことはない。

野球は、覚えないといけないことがたくさんある。

やめろと言われるまで、毎日野球のことを考えているくらいでちょうどいい。

娘は、チームの練習時間以外に自ら野球をすることはない。

まあ、こればかりは本人の問題なので、うまくなりたいと思えばやればいいし、

試合に出たいと思えば、練習すればいい。

娘は、以前にも書いたように、志村けんの大ファンだ。

昨日は、困ったことに「志村けんのだいじょうぶだぁ」と松坂の登板が重なった。娘は、番組の編成時期に「バカ殿」や「だいじょうぶだぁ」があることは

知っていて、先日も、「とうさん、そろそろちゃう?」と、言っていたところ。

本人は、はなっから「だいじょうぶだぁ」を見るつもり。

チームのほとんどの子が松坂の試合を楽しみにしていた。

だから、「見とかんと、明日、話題についていけんのちゃう?」。

すると、しばらく考え、野球は録画して明日見る、と。

野球に限らず、あらゆるスポーツは、芸術や音楽同様、

見続けることで、その違い=おもしろさを体得していくもの。

志村けんの笑いもそうなんだけどなあ。

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2008.03.19

「Styles」番組HP

先日放送された、番組の内容が、番組のHPにアップされました。

「Styles 香川の建築家とつくる家」

番組のダイジェストと、
ナビゲーター国井律子さんによるフォトエッセイ。

ぜひご覧ください。

番組のムービーは今しばらくお待ちください。

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2008.03.14

house mo

一昨年11月、ASJ松山中央スタジオがオープンした。
そのオープニングイベントに来場されたのが今回のクライアント。

すぐさま指名していただき、翌日、早速敷地に行き、計画がスタート。

住むのは、奥さんとふたりのお子さん。
おおらかで、表現は悪いかもしれないが、ちょっとかわってる
大変ユニークな奥さん。
車には、生首やうんこの乗ったキューピーちゃん始め、奇妙な物体がずらり。

打ち合わせには、そのお母さんとお姉さんが同席。
ざっくばらんで楽しい打ち合わせだったが、
所謂、住宅らしさというものに全く固執しない、
しかし、自由で奔放な空間の明確なイメージを持っておられた。

    

House_mo_001

  

建築に対する好みがはっきりしているし、明確に空間をイメージできるので、
こちらが気にしているところなどに鋭く反応する。

数回目の打ち合わせの際、ぼくが部類のタコ好きだと言うと、
驚いた顔で「なんでもっと早く言ってくれなかったの」と。
実家は、愛媛の沖の中島で、タコの仲買をしていて、
ここのタコが明石のタコとして売られているとのこと。

そして、その席で、奥さんが筑波大学の出身だと判明し、
失礼だとは思ったが、あまりのギャップに、マネージャーの小西さんと素直に驚いた。

 

House_mo_004

 

翌日、早速タコを送っていただいた。
身がしっかり詰まっていて、味も濃厚。うまい。

新居移転に伴い(?)、島で獲れるサザエを販売することになった。
時価だが、今は、1kg 1,200円(送料別)くらいと非常にお得!
問合せは、「鮮魚山本」090-8857-3002

      

白い、住宅らしからぬ物体。
間仕切りが極端に少なく、光にあふれ、
子供たちと合宿に近い住み方ができる、
この家族ならではの、ユニークな空間になったのではないかと思う。

 

House_mo_011

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「今日はお休み」

遺伝子とは恐ろしいものです。

ぼくは、好きになったり、興味を持ったことには

とことんのめり込む性格のようです。

野球・音楽・うどん、そして、もちろん建築。

傍目には、バカじゃないかと思うほど没入し、

その話ばかり熱く語る。

何事にも、基本的には前向きだと思います。

ところが、こと習い事に関しては、「嫌だ」と思うと、

とことん嫌になるようです。

5才半の時、ピアノを習い始めました。

でも、まったく興味が持てませんでした。

すでに習い始めていた2才年上の姉の命令で、

ピアノに鍵をし、埋めました。共犯。

1年生の時、近所のお兄ちゃんに誘われ、

自分から剣道を習いたいと言いました。

ぼくは、寒いのと痛いのが苦手。

2年生になるとそろばんを習いに行きました。

居眠りしているような子でした。

父方の祖父は、50歳で家業を息子たちに任せ、

書道をしていました。

ぼくの住んでいた家の横は会社の工場。

その2階で、書道教室を開き、20人くらいの人が習いに来ていました。

ある時、来る人来る人に、階段のところで「今日はお休み」と言うと、

みな帰って行きました。

すぐにばれました。

娘は、3才からバレエを習っています。

先生は、大変厳しく、2時間と長い。

子供の足で、歩いて5分。

でも、心配なので、極力送り迎えをしています。

昨日は、じいちゃんに頼みました。

夕方、小学校の会合に参加するために、いったん家によると、

「今日、バレエに行って、30分待ったけど誰も来ないので帰ってきたんやけど、

 でも、そのあとのクラスのかりんちゃん(友達)が行ったら、

 (レッスンが)あったんやって。」

「へーえ。

 そんな時は、かあさんに連絡せんといかんよ。」

「うん、した。」

と、まあ、あまり気にせず、時間もなかったので会合へ。

ところが、これは真っ赤なウソで、かあさんにばれることに。

しこたま、叱られたようだ。

ぼく自身、前歴があるので、そこをつかれると何も言えないけれど、

親としてはたしなめる必要はある。

誰に迷惑をかけたわけではないけれど、だますのはよくない。

行きたくなくなるときもあるでしょう。

でも、だからといって人をだますのはよくない。

ウソをつくことの痛みをしっかりと感じてくれれば、

まあ許してやりますか。

だって、遺伝子にも一因があるんやもんな。

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