地鎮祭
設計が終わると、施工業者さんの選定に入る。
通常、信頼のおける施工業者さん数社に見積をお願いし、
その中から一社請負業者を決める。
施工業者さんが決まると、早速工事の準備にかかるが、
工事に掛かる際に地鎮祭なるものを行う。
通常「じちんさい」。「とこ しずめ の まつり」とも言う。
その土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る神道の祭儀。
土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄(しめなわ)で囲い、
神籬(ひもろぎ)と呼ばれる神の降りてくる祭場を設える。
祭場の中には木の台で祭壇をつくり、
酒・水・米・塩・野菜・魚等のお供え物を供える。
神道は、日本語なのでよく聞いていると内容が分かる。
「降神の儀」では、神主さんが「うぉぉぉぉぉおおー」と低く叫び、
その場に神を呼ぶ。
神様に帰ってもらう「昇神の儀」も同じ。
祝詞(のりと)を読むのも、神主さんそれぞれのスタイルがあり、
結構楽しめる。
祭壇の飾り方も色々あるが、高松の市街地 O邸の地鎮祭。
この神主さんの野菜の並べ方はユニーク。
野菜がすべて立っている!
飾るのが大変そうだ!
「あるように供える」と。
生えたり、成ったりしているがままの様子で供えるのだそうだ。
始めて見ました。
「東京あたりではこうなんですよ。ぼくは東京が長かったので」と神主さん。
日本に土着の神道だからこそ、それぞれのスタイルに個性があり、
おおらかでよいなあと思います。
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