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2007.06.29

そーめん

讃岐で生まれ育ったぼくは、うどんのことはわかっているつもりだった。

あたりまえに、自分がおいしいと思うところで食べ、

相当な数のうどんを食べていた。

けれども、「山越」すら行ったことが無く、

他県からわざわざ食べに来るうどんやのうどんを食べたことが無かった。

1998年11月3日、「山越」「宮武」を皮切りに、

狂ったようにうどんやを巡り始めた。

「世の中にはこんなにうまいうどんがあるのか!」

「自分が好きで食べていたうどんは、やはりかなりのレベルのうどんだ!」

「昨日までうまいと思って食べていたあそこのうどんはもう喰えない!」

「うどん感」が変わったのである。

そうめんも同じように、日常的に食べ、

それなりにそうめんを知っているつもりだった。

もちろん誰でもがそうだと思いますが。。。。。。。。

川部町の現場近くのうどんやは、うどんもうまいが、

メニューにそうめんがあった。

「かけ」「冷やしかけ」「釜揚げ」「冷やしそうめん」。

 

R0010610

 

あまり期待せず食べてみた。

透明感のある麺は、今まで食べていたものとは明らかに異なる食感だった!

「これがそーめんか!」

どう言えばよいのか分からないが、ママースパゲッティーしか

食べたことのない人に、パスタのアルデンテがどうのといっても始まらない。

それはそれで、そこそこうまいのだから。

本物の完成形を食べて、初めて、「これがパスタか!」となるはずである。

そーめんも同様!

友人の奥さんは小豆島出身。

その友人に、そーめんのことを話すと激しく同意し、

奥さんのつくるそーめんを食べ「感動した!」と。

そーめんは、魂のこもったソウル麺!

テーマ曲はもちろんこの曲だ!

「あ、うま、そーめん」と熱唱!

ブルース・ブラザースの演奏はこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=Ea9mV9EhPvE

もちろん、オリジナルはサム&デイブ!SamDaveSoul Man

http://www.youtube.com/watch?v=w7nFe0hxB6I

パフォーマンスはこちら!

http://www.youtube.com/watch?v=khQ7rVudXfc

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2007.06.09

吉田 都

娘が3歳のときにバレエを始めた。

表現することに抵抗を持たないように、

音楽に合わせてからだを動かすことを、と思い薦めた。

後輩のお母さんが営むその教室は、発表会も無い。

そして、かなり躾が厳しい。

だからいいと思った。

さしてバレエそのものに興味があったわけではないが、

からだの動きを極限までに意識して制限し動くことは、

それなりに意味があるように思えた。

9日、高松で、吉田都がゲストプリンシパルとして

熊川哲也のKバレエ カンパニーで踊った。

本格的なクラシックバレエの舞台を見たのは始めてである。

十数年前、コンテンポラリーの巨匠マース・カニングハムの

高松での公演は体験した。

バレエとは、誰が何のために踊るものなのか、

また、ストーリーは必要なものなのか、

そのストーリーと関係なく踊るシーンは必要なのか、

技術と表現を融和させようとする必要があるのか、

たくさんの疑念を抱きながら見た。

吉田都が同じステージの他の誰よりも優れていることは

素人目にも明白だった。

彼女だけが自分の「間」を表現していた。

基本的な技術に支えられた正確無比な動きが、

逆に、ゆったりとした繊細で優美なやわらかい空間を生み出した。

卓抜した技術を持つものが陥りがちな、これ見よがしなところが無く、

全ての動きを高速で意識し、コントロールしていた。

そして、さらに驚いたのは、彼女はまもなく42歳を迎えることである。

1歳年上だ。

あの動きを生み出す肉体!

生活を、生き方そのものを厳しく制御しなければ出来ない業。

吉田都自身の言葉でそのことは語られている。

「バレリーナの稽古は、技術を磨くことではなくて、

 自分を磨くことです。

  終わりのない自分との闘い。」

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2007.06.07

ほへと生年月日占い

ほとんど占いには関心がありません。
逆に、見てしまいよくないことが書いてあると、

それに左右されそうなので、あえて避けてます。

唯一、お正月、田村神社でおみくじは引きます。
ほとんど教訓めいたことを書いてあるので、
それを忘れないように部屋に貼り、たまに読み返します。

友人に教えてもらったので、やってみました。

占いの結果は、概ね心当たりがあります。
以下、占いの結果です。


http://www.geocities.jp/standing_art/hoheto/kazu.html

ほへと生年月日占いβテスト
  1966 9 19日生まれのあなた  

《 ほへと数秘 :  5 CX s-s1 》

今日は生まれてこのかた14871日目です。
(
)誕生日から261日目、 次の誕生日まで104日です。

年齢40歳は4波動の年であり、 忍耐と努力がテーマです。
いかなる成功も目に見えない忍耐が隠れています。
繰り返し淡々と過ぎ去っていく日々ですが、
しっかりと目の前の事をこなして下さい。


モチベーションは月曜日(生まれた曜日)から上昇中です。

今日は7波動の日です。 いろいろなことを静かに考えてみては?
良い発想はしっかりメモを。


 数秘5の基本性質 
・基本性格
鋭い洞察力と臨機応変さ。
物事をいろんな角度から見る事ができます。
頭の回転も速く、出たとこ勝負で切り抜けます。
好奇心旺盛で多趣味です。
感受性が高すぎて精神的に疲れやすいところもあります。

・人間関係
一見社交上手ですがもう一歩踏み込めず、結果、薄い関係になりがちです。身内には熱く、他の人間関係はさわやか。
人間関係とは移り変わる景色の様な所が有ります。

こどもからお年寄り、相手に会話を合わせる事がうまいです。
対人関係はケンカする勢いが無ければ、信用もされません。

・恋愛
意外に根はまじめ(でも気づかれない)。
パートナーをすごく大切にします。ただ少し執着し過ぎです。
稀に変な方向へ(謎)

・生活
流行を上手く取り入れるセンスがある。
十年に一度ほど、精神的にダメダメになる事がある。
旅行などしてリフレッシュして。
意識には常に変化を与える必要があります。

・金運
お金が入ったとたん思いつきで使っていたのでは貯まりません。
技術力で出世するのではなく世渡り上手で出世。
一度やった仕事はやりません。


(a) ◆☆◆◆◆◆◆◆◆ (p) レベル3の陽[a+]です。

エゴ意識の適応レンジ (地上← →宇宙)
EX

Origin Type(
起源):A(好奇心) stage2(後衛)

CX:
何かに夢中になる、私を強める力。

s-s1
:若干性質の偏りは見られるが、数秘の弱点を補正するサブ数秘を持つ。極性が偏り易く、扱いに慣れは必要。サブに数秘1の性質を少し合わせ持つ。結果、金銭感覚アップ、臆病さが追加されます。

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2007.06.01

マルタニ製麺

讃岐国の一宮 田村神社。

父の生家に近く、夏休みはセミを採り、

春秋のお祭りには必ず出かけた。

祖父が建てた建物もあり、特別親しみのある場所。

日曜には市が立ち、多くの人で賑わう。

そこで振る舞われるうどんは特別な趣きがある。

外のセイロには「谷」に「○」の印。

R0010604

そのうどんをつくっているのがマルタニ製麺。

田村神社へ通じる旧道にある。

店で食べるそれは、やや太目のもちもちとしたうどん。

冬場は釜揚げ。夏は裏メニューのぶっかけがいい。

しかし、ここでのお気に入りは、かき揚。

スタンダードとしてのエビはもちろんだが、

マルタニ独自の「タコのかき揚」が絶品!

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うどんの粉でつくるぼてっとした食感の衣に、

歯ごたえの良いタコがたっぷり!

タコ好きのぼくにはたまらない!

醤油には付けず、うどんを食べた後のつけだしにつけて食す。

素朴で飾らないうどんと「タコのかき揚」。

どこか懐かしく、そして温かい。

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