FEVER
4日、仕事始め。
5日に、昨年から進めていた集合住宅の見積をお願いするため、
各建設会社に図面を渡し、一息ついたからか、午後から発熱。
39度5分の熱と頭痛が二日間続いた。
中学時代から20歳代に掛けて、
年に一度、なぜだか発熱した。
中学2年の秋。
新チーム最初の市新人戦の、決勝戦の朝。
ガタガタとからだが震えるので熱を測ると38度を超えていた。
試合は惜敗したが、チームの実力を測るには十分な結果だった。
試合が終ると、熱は下がっていた。
武者震いだったのか。
20歳代。
建築の道を歩みだしたものの、
どちらへ進めばよいのか分からず、
僅かな期待と、持て余すほどの時間が不安を増幅させる。
ゼミが始まり、確実に歩き始めた実感を得てからの一年一年は、
自分自身の成長を実感できた。
思考する力を鍛えることは、脳に負荷を掛けること。
思考する力が鍛えられていることを実感できた頃。
決まって年に一度発熱した。
知恵熱だったのか。
これからも、知恵熱が出るほど、負荷を感じ、
自分自身の成長を一年一年実感できる自分でありたい。
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