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2006.12.19

「松家」

うどんの在り方は多種多様で、だから奥が深い。

食感に加え、太さもバラエティーに富んでいる。

しかし、複数の麺を出す店となると限られる。

「松家」には、「太いん」と「細いん」がある。

数十年前と比較すると、全体的傾向として、細くなっているようだ。

食感の問題に加え、太いと湯で時間が長くなり、

また、湯がく加減も難しいようである。

「松家」は、お客さんの要望にこたえて「細いん」を出し始めたようだ。

どちらも、それぞれ抜群にうまいが、どちらにするのか悩む。

同じ生地でありながら、太さの違いで、違った味わいが生じる。

悩んだ結果、ある結論にたどり着いた。

「太いん」と「細いん」を一玉ずつ、同じどんぶりに入れて食べる。

一回で、二度楽しめる。

 

Photo_25

  

これまでにも書いてきたが、一度水で締めたうどんは湯がかない主義だ。

カウンターにあったかいダシがあるが、奥の台に冷たいダシがある。

しょうがをたっぷりと入れる。

 

Photo_23

 

うまい!

自然と顔がほころぶ。

狭い路地の多い周辺のスケールとマッチした佇まいもよい。

 

Photo_24

 

そんな、さぬきうどんを代表する店である「松家」が、

今月22日をもって閉店する。

閉店の理由は分からないが、たまらなく寂しい。

小麦のしっかりつまった食感は唯一無二の存在である。

 

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