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2006.08.26

「UDON バイブル」

26日、丸亀市出身の本広克行監督が描くさぬきうどんの世界、

映画「UDON」がついに公開!

映画は未見ですが、さぬきうどんの入門編としては、

かなりディープな世界が描かれているようです。

「山越」などの有名店のみならず、香川のうどんやで、

もっともディープな店「三島」が登場します。

店を探すことすら困難な上に、店に行っても

食べられるかどうか分からない!

「なんちゅう店やねん!」

映画の公開にあわせて、雑誌「日経エンターテイメント!」が

特集を組んだ「UDON バイブル」が発刊になりました。

出演者や関係者のさぬきうどんに対する衝撃の体験や

撮影現場での香川特有のフレンドリーなの空気感に

触れられたことなどが、それぞれの言葉で語られています。

また、映画のネタとなったさぬきうどんブームの仕掛け人

田尾和俊さんが紹介され、田尾さんにうどんにハマる

きっかけを与えた安藤芳樹さんがスリムになって、

その出会いの店「中北」で取材されています。

映画に登場するうどんやなども丁寧に解説されています。

そして、地元うどん通がよりディープなうどんの世界を語る、

ということで、先日の取材が掲載され、わたくしめも登場します。

ご一読下さい。

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2006.08.08

「竹清」

ベネッセは、安藤忠雄設計による研究施設とホールを

東大に寄付するようだ。

ベネッセの営業担当は、親友Iさん。

先日その彼が、現場担当者を案内して、

直島の一連のベネッセの仕事を視察するために来高。

空港から直島へ昼食のみで直行。翌日も合う時間がなく、

「竹清(ちくせい)」へ同行することに。

「竹清」のお母さんは、彼の高松のお母さん。

結婚の報告も兼ねて。

土日祭日休みで、いつも行列のこの店はぼくも久しぶり。

この店は、うどんと共にてんぷらが絶品。

香川のうどんやのてんぷらは、うどんの粉を

てんぷらにも使うので、ボテッとした衣が多い。

これはこれでうまいが、「竹清」のてんぷらは本格的。

有名な半熟卵のてんぷらは、ここのお母さんのオリジナル。

冬場の「もちのてんぷら」も絶品!

行列に加わると、順番にてんぷらの注文を取ってくれる。

開店時に用意したてんぷらはあっという間に無くなる。

ぼくは、塩コショウが効いていて、ぷりっぷりの「ゲソ」と、

ちくわと玉ねぎのコンビネーション、

「玉ねぎ・ちくわ・玉ねぎ・ちくわ・玉ねぎ」の

「玉ねぎ」が好き!

機械のように正確な動きを刻む大将は「マスター」と呼ばれ、

その大将がつくる、けれんみの無い、実直なうどんはうまい。

うどんは湯がかず、しょうがはたっぷりと!ねぎも多めに!

だしは、必要なだけ装う。

うどんだけを一気に食べる。

オプションを間で食べることは絶対にしない。

食べ終わると、だしだけを足しに行く。

竹清のだしは、さぬきうどんの中でもトップクラスのうまさ。

うどんを食べた後のだしは、なぜだかまろやかになる。

てんぷらに醤油を軽くつけ、だしをくぐらせて食べる。

うまい!

先代「竹田清一」の名前から名付けられた「竹清」。

  

    

至極絶品である。

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