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2006.07.18

「うどん」ツアー

丸亀出身の本広克行監督の最新作「うどん」の公開にあわせて、
雑誌「日経エンターテイメント!」が特集を組むことになり、
その中で「地元のうどん通達によるディープなネタ」の話をしてほしいと、
コーディネーターの久本酒店 佐藤哲也さんから連絡があり、
朝5時集合で、行って参りました。
久々のうどんツアー。
メンバーは、前述の佐藤さん、佐藤さんの高高の同級生で
編集長の小川さん、第4回うどん王選手権優勝者で、
知る人ぞ知る日讃製粉社長 景山さん、
本広監督の中学時代の同級生で建築家仲間の斉藤さんとカメラマンさん。

車中で座談会。
皆、とびっきりのネタで、早朝から飛ばしてました。

6時に豊中の「上杉食品」に到着。
手違いでお湯が沸いてないということで、20分ほど待ちました。
ひとつのうどん屋でそんなに長居することはないのですが、
皆、それぞれ観察を始めました。
製麺の機械は、麺が水平に出てくるタイプで珍しい。
おばあちゃんはいるが、仕切ってるのはお母さんのようだ。
店にある商品は、結構賞味期限が危ない。
極めつけは、醤油。地元三豊の「日の出醤油」。
出汁醤油は、「味本番」!?
うすくち醤油は「ホーム」、濃い口醤油は「福」。
わけ分かりません。

久々のうどんは、しゅっとしているがもちもち感があり、
エレガントで、ブリリアントなうどん。

次は、観音寺の「岩田屋」。
時間の刻まれた重厚な店構えと、朝日が美しく入り込み、
稀有なほどに崇高な空間。
9人が入ると、部屋の入り口からしか出られない部屋も、
その場にいる人間の品格や気遣いを試される真剣勝負。
茶の湯の世界に通じる精神性を必要とする。
西のうどんは出汁も濃く、麺もくどい。
卸し用のふっというどんと違い、店で出てくるのは細い面。
おいしゅうございました。

最後は、香川最西端の「上戸」。
開店の8時より15分早く到着。
丁寧な仕事ぶりが、うどんのおいしさを予感させる。
宮武系のねじれたワイルドだが包容力のあるうどん。

話題にも出たが、あのうまい店も、あのまずい店も
粉は同じ。じゃあ何が味の差となるのか?

答えは、「人」です。

つくる人のまさに、「人となり」がそのままうどんに
表出されるのでしょう。

久しくうどんから離れていたので、
またここでもうどんネタを記したいと思います。

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