さぬきの美味
ここのところ気が休まる間もないほど忙しく、
仕事に追われていて、ブログを書く余裕もありませんでした。
今も、現実逃避ですが。。
先日、某会に入会して本当の親友になった友人Iさんが
高松に帰省し、食事に行った。
そのお店は何度も話しに聞いていたけど毎度予約で一杯。
今回がはじめての「D]。
Iさんは、知恵や英知が豊かさと深さを
ともなって現れるものが好きで、カメラから車、生活文化。
特に食に対する好奇心はすこぶる旺盛で、
中学生の頃に料理人を志し、料理上手。
そんな彼の高松での寿司や「A」と並ぶ一押しの店。
大将の「やすくん(彼の呼称)。今日はついとるで。」
の言葉と共に出てきたのが、干物を焼いたもの。
夏にしては涼しい風のあったその日、大将がつくったもの。
普段、好んでは決して食べないいかなごも
ほのかな甘みをともなってやさしいおいしさが拡がる。
ニコニコ顔の赤ちゃんがだっこしてと
抱きついてくるような無垢な愛くるしさが伝わってくる。
同じ素材も扱う人によって結果が大きく異なる。
そこで出されるものすべてにつくり手の愛や喜びを感じた。
芋焼酎好きのぼくもうなった宮崎の芋焼酎(!)
そして、味を引き出す、塩!
すごくいいお店でございました。
翌日は、うどんツアー。
がもう、丸亀の浦島餅店で大福、やまうち。
うどんも、「小麦」「塩」「水」と素材は大差なくとも、
その塩梅で味が決まる。
というかつくる「人」によってしか「差」が生じない。
そんな話をとめどなくする。
彼は、「こんなおもろい人がいるんですよ!」。
「こんなにすごい奴がいるんですよ!」。
「これはもの凄くいいんですよ!」と、
喜びに満ちて話をしてくれる。
その彼がいよいよ来週結婚する。
これまた英語で言うスマートないい奥さんです。
お幸せに。
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