直島「時の回廊」「ヴァレーギャラリー」
娘が、一年ぶりに帰省しました!
年末年始、春休みは、卒業設計と卒業制作展のため帰省できず、
大学院に進学したら前期の課題とコンペ。
これまでの人生で最も長く会っていませんでしたが、がんばっているとわかっているので、
不思議と寂しくありませんでした。
しかし、8月9日の夜、空港へ迎えに行き、顔を見て、ハグすると自然と涙が。
翌10日は、ゆっくりと直島へ行きました。
まずは、杉本博司さんの新作「時の回廊」。
ガラスの茶室「聞鳥庵」と、ホテルのラウンジだった場所を
写真の展示空間として構成。
ラウンジに展示された、ツートーンの作品「オプティクス」シリーズは、
光がプリズムで七色に映し出されたものをポラロイドで撮影し、デジタル加工した近作。
本当に美しい作品でした!
もう一つの目的は、これも新作「ヴァレーギャラリー」!
現在は、草間弥生さんの銀色に輝く球の作品「ナルシスの庭」と、
小沢剛さんの、豊島の産廃処理から出るスラグでつくった88体の仏「スラグブッダ88」。
銀色の球は視覚的に重量を麻痺させますが、池で風になびき、
安藤忠雄による展示空間の光の量に呼応します。
いつも、直島に行くときは、朝一からのフルコース!笑
本当にゆっくりと島の時間を堪能し、最後は三分一博司さんの「水」と「住」。
船の時間まで、福武財団の内田真一さんとゆっくりと計画について話もできました。
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